安倍さんの下手な麻雀
麻雀をやらない人にはピンと来ない例え話だろうが、安倍首相は本当に下手クソな雀士だ。
① 回し打ちができない……配牌で「上がり役」を決めてしまう。組閣は「オヤの詰め込み配牌」みたいなものだが、麻雀は卓の流れで状況は変わる。それが駆け引きの面白さだが、安倍雀士は流れを無視。最初に「三暗刻」と決めたら、いい牌でもどんどん切っていった。場の空気が読めず、いくつかあった上がり目(政権浮揚)のチャンスを逃しつづけた。
②クソ牌を「裏ドラ」と信じる……仕事をする前に醜聞が発覚した閣僚がボロボロ出たのに、捨てられない。「女は産む機械」大臣や、「還元水」大臣を後生大事に抱えた。やがて大化けして役満になると思っていたらしい。最後は出来損ないの「七対子」。
③悪いツモ牌……松岡牌の後に赤城牌を並べたものの、役立たずどころか、上がり手を遠ざけた。しかも、ギャラリーが「それじゃ上がれないだろう」と言われて、放了後に捨てた。切るのが遅い。
結局、ハコテン!
今月27日に、新たな「詰め込み配牌」が決まるが、今度はどんな麻雀を見せてくれるのか。「戦後レジュームからの脱却」という上がり手は、もう読まれていますよ。
願わくば、安倍さんと一度、麻雀をやってみたい。下手な私でも勝てるかも……。