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国民投票法案採決強行は最大の愚挙

今月13日、衆院本会議で民主党内改憲派・枝野幸男議員は、安倍首相を「あなたは究極の護憲派だ!」と批判した。

せっかく、与野党が協力して国民投票法案を練り上げてきたのに、強引に成立させようとすることで築き上げた協力関係が崩れてしまうではないかというわけだ。

安倍首相は憲法改正を7月の参院選の争点にしたいのだろうが、これに反発した民主党が独自の修正案を出し、自民党は歩みよらずに単独強行採決となった。

これで自民党内の改憲勢力はさぞかし喜んでいると思いきや、どうやらそうでもないらしい。

というのも、改憲にはまず衆参両議院の3分の2の議員の賛成が必要で、そのためには確実に野党を取り込まなければならず憲法改正のためには与野党が協力することが必須条件であるからだ。

00年に憲法調査会ができて以来、自民党は民主党に最大限の配慮をし、昨年秋に民主党が出してきた修正案を丸のみした。

これには、イザ改憲となった時に反対させないための「シバリ」という重要な意味があったのだが、安倍首相は目先の選挙のために改憲で分裂状態だった野党を結束させてしまった。

これで自民党の「与野党一緒に憲法改正」という思惑は崩れた。

安倍首相の大チョンボである。

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コメント (3)

どうなんでしょう。そこまでうまく行くもんでしょうか?憲法を一度改憲しても解釈改憲はそのまま続きそうなので、変えることには僕は今回反対しています。

解釈憲法では拡大解釈はどのようにでも可能なように写り、怖さを感じてしまいます。現憲法を遵守すべく、「説明責任憲法」と命名して、議員さんたちの軸足をもっと弱者に向けていかなければ憲法も真に生きたものにはならないのではないでしょうか?
[誰かに言いつけちゃうからっ(笑〉]

低い投票率でもその中で多数を得たならば憲法が変えられるとなると、もう『日本国憲法』はその場その場でカタチをコロコロ変えるショボイ憲法になりそうですね。
軽薄でいかにも今の日本人っぽくて笑えますが。

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Profile

二木啓孝(ふたつき・ひろたか)

-----<経歴>-----

1949年、鹿児島県出身。
明治大学在学中から出版社勤務。
1979年、小学館「週刊ポスト」専属記者。
1983年、「日刊現代」入社。編集局配属。
1995年、編集部長。政治、企業事件、宗教問題をテーマに取材・執筆。
2007年、「日刊現代」を退社。現在、BS11編成制作局長。

-----<出演>-----

『インサイドアウト』
(BS11)
『NEWSゆう+』
(大阪ABC)
『おはようコール』
(大阪ABC)
『パックイン・ジャーナル』
(朝日ニュースター)
『アクセス』
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-----<著書>-----


『宗男の言い分』
2002年7月、飛鳥新社


『殺人心理』
2000年10月、アスキー


『永田町の通信簿』
1996年12月、作品社

『手に取るように政治が分かる本』
かんき出版

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