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2010年8月27日

最終決着をつけてほしい民主党代表選

 菅・小沢の一騎打ちとなった民主党。菅さんの消費税失言による参議院選挙敗北以降、全く萎縮してしまった菅内閣だから先行き不安だと感じる民主党議員がいても不思議ではないが、それにしても、この対決にはやはり違和感を感じる。

 一つは「青い鳥症候群」。この代表選で小沢氏が勝てばこの1年で3人目。鳩山さんがダメなら誰か、菅さんがダメなら誰かと「青い鳥」がいるだろうという党内の雰囲気。ツッコミどころ満載の菅政権だが、2ヶ月で成果を出せと言う方が無理だと思う。ここはじっくり菅さんに仕事をさせて、ダメであったら交代するという長い目で見ることも必要だと思う。

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2010年6月29日

与党過半数割れで早くもはじまった民主の「友党」探し

<獲得議席>

 各メディアによると、おもだった政党の獲得議席予測は、民主=52、自民=42、公明=9、共産=3、国民新=1、社民=2、みんな=8といった具合だ。メディアの中間時点での参院選予測は、小選挙区での動向が読みにくい衆院選挙と違ってほぼ投票結果と違わない。

 ここ20年の参院予測で外れたのは98年の参院選のみ。恒久減税を公約にしていた橋本龍太郎首相が、テレビインタビューで減税の財源を聞かれてシドロモドロ。予測を上回る惨敗で投票日翌日に退陣した。7月11日の投票日までに、菅総理がよほどの"失言"をしない限り、メディアの予測通りの結果が出そうだ。

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2010年2月 7日

まだ終わっていない小沢問題

 「小沢不起訴」が決まった翌日のワイドショーで、元検事の弁護士コメンテーターが悔しげにこう言っていた。「検察審査会で2回、起訴相当が出れば、小沢さんはアウトですから!」

 "古巣"可愛さから、本来、検察をチェックする審査会に望みを託す奇妙な構図だ。「陸山会」事件で、東京地検特捜部は元秘書の石川知裕衆院議員ら3人を起訴したが、小沢氏については嫌疑不十分で不起訴とした。

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2010年2月 2日

小沢捜査 4つの結末

■難しい検察の"こぶしの振り下ろしどころ"

 小沢疑惑について、民主党側から「検察が情報リークしている」という批判が出ていて、これに大手メディアは一斉に反発。社説やコラムで「記事は地を這うような取材の結果だ」「検察も監視の対象」と反論している。しかし、正直に言って今回の事件ほど検察の捜査情報が流れ出ていることも珍しい。同じネタが一斉に各紙の朝刊に出たり、「検察関係者」のコメントが同じだったり。連日報じられる小沢疑惑に接していれば、世論も「小沢が悪い」と変わる。

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2010年1月16日

検察の狙いはズバリ "小沢の脱税逮捕"

 検察の動きを報じるメディアは、2004年10月の世田谷の土地購入をめぐる原資となった小沢一郎の4億円の出所はどこかということに集中している。水谷建設などの裏金説、政党助成金説、そして奥さんからの借金説などが出ている。検察は、あらためて鹿島建設などのゼネコンや陸山会の事務所らの強制捜査によって書類を押収したという。おそらく、この4億円の出所をさらに探すつもりであろう。

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2009年10月 2日

当分ダメかもしれない自民党

 政権交代可能な二大政党制という意味で、「ザ・ジャーナル」に総選挙で惨敗した自民党にあえて「がんばれ!自民党」と書いてご批判を浴びた二木です。

 28日に総裁選を終えた自民党を見ると、やっぱり当分ダメかもしれないという気がしてしょうがない。総裁選の翌日の新聞にはいずれも一面トップに記事がないし、去年の総裁選に比べてテレビの露出も少ない。メディアの関心もなければ、国民の興味もない。20年前のパ・リーグの試合みたいで、観客席もガラガラ。選挙の獲得議席数は民主308に対して自民119となったものの、小選挙区での得票率では民主47%に対して自民が37%。やはり37%の人が自民党を支持していたし、世論調査でも「自民党が復活すべきだ」と答える人が6~7割いた。

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2009年9月 7日

あえて言う「がんばれ自民党!」

 政権交代に向けて着々と準備を進める鳩山民主党代表。一方の自民党は結党以来の本格下野で虚脱状態といってもいい。しかし、あえて今、「がんばれ自民党!」と言いたい。こう書くとザ・ジャーナルの読者は「何を言ってんだ。水に落ちた犬は叩け、だろう」とか「二木は日刊ゲンダイを辞めてから自民党寄りになったらしいが、やっぱりな」と思われるだろうが、ちょっと待ってほしい。本来、政権交代可能な2大政党制(正確には2大政党グループ)が前提だから、民主圧勝で万々歳というわけにはいかない。与党政権をチェックすべき野党との対立がはっきりしてこそ国会である。

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2009年7月24日

自民党の「復元力」

 解散のネーミングがいろいろ出ているが、一番面白かったのは森永卓郎さんの「南極物語解散」だった。そのココロは、「生き残るのは毛並みのいい『麻生“タロー”』と『小泉進“ジロー”』」。そのほか、政治家から聞いてまわったネーミングの中での出色は、「吉田茂が『バカヤロー解散』なら、孫の麻生は『バカヤローの解散』だ」。解散に先立つ両院議員懇談会では「願いは1つ。衆院議員の立候補予定者が全員そろって帰ってくること」と目を潤ませて自らの不徳をわびたが、だったらもっと早く解散していれば、自民党には少しは勝機があっただろうに。

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2009年5月12日

小沢一郎と七人の侍

 小沢一郎の代表辞任問題が起きてから、いや小沢が党代表になって以来、ずっと考えてきたことがある。

「民主党と小沢」って黒沢明監督の「七人の侍」に似ているな、ということだ。

 民主党村はコイズミを頭領とする山賊に何度も襲われて、若いムラオサだった前原はヘロヘロ、村は崩壊寸前だった。そこで、村の農民たちは小沢が頭目の七人の侍に山賊退治を託した。山賊側の頭領がコイズミからアベ、フクダに代わったこともあって、七人の侍は大活躍で、いよいよ山賊を追い払う寸前までいった。ところが村人の間に「あの浪人侍たちはさんざん人を殺してきたってよ」「山賊退治が終わったらこの村を支配するんじゃないのか」と言い出した。瓦版も「この村は人殺しに守られている」と書き立てた(高野論説を借りれば、小沢を誰もクリーンな政治家だとは思っていないのに)。

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2009年5月11日

野武士ジャーナリズムの衰退を憂う

 「本が売れない」--活字離れがいわれて随分たつが、昨年からの不況が追い討ちをかけて、月刊誌が相次いで廃刊になった。店頭から消えた「論座」や「諸君」などとともに、一番残念だったのが「月刊現代」の休刊(廃刊)である。3月末、この「月刊現代」を舞台に書いてきたライター69人が、それぞれの思いを執筆した「現代と私たち」という本を自主出版した。声をかけていただいた私は、大要、こんな内容を寄稿した。

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Profile

二木啓孝(ふたつき・ひろたか)

-----<経歴>-----

1949年、鹿児島県出身。
明治大学在学中から出版社勤務。
1979年、小学館「週刊ポスト」専属記者。
1983年、「日刊現代」入社。編集局配属。
1995年、編集部長。政治、企業事件、宗教問題をテーマに取材・執筆。
2007年、「日刊現代」を退社。現在、BS11編成制作局長。

-----<出演>-----

『インサイドアウト』
(BS11)
『NEWSゆう+』
(大阪ABC)
『おはようコール』
(大阪ABC)
『パックイン・ジャーナル』
(朝日ニュースター)
『アクセス』
(TBSラジオ)

BookMarks

-----<著書>-----


『宗男の言い分』
2002年7月、飛鳥新社


『殺人心理』
2000年10月、アスキー


『永田町の通信簿』
1996年12月、作品社

『手に取るように政治が分かる本』
かんき出版

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