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« 日本のマスコミもアメリカも、頭を冷やして考えよ
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キバをむいた検察の反革命クーデター »

見えないものが見えはじめた ── 来年こそ正念場

 「ペンは剣より弱し」である。検察は「西松問題」をでっち上げ、マスコミが「......という事実が関係者の話で分かった」「これは特捜部も把握している模様だ」と善良な大衆の脳に擦り込む役割を演じている。今年一年、アンシャン・レジーム(旧体制)のリーダーにとって、自民党は怖くはないが、頑固な「改革者」小沢一郎は「悪魔」だった。

1)「弱将のもとに勇卒なし」
 「もし」麻生総理が、小沢の公設秘書が起訴された直後に衆議院を解散していたら、政局は大きく変わっていたかもしれない。しかし、麻生は動けなかった。「西松問題」にもかかわらず、小沢の豪腕に期待する根強い民意と、「民主党は単独過半数も可能」というマスコミの予測もあり、また、力と頼む側近も臆病風に吹かれていた。

2)「下手の考え休むに似たり」
 麻生総理は「政局より政策」だと主張した。しかし、考えたところで妙手があるわけでなし、とどのつまりは、10兆円の大赤字の尻ぬぐいを鳩山政権に押し付けただけだった。
 鳩山総理も「下手の考え」になりそうだった。「先送り」について、精神科医の香山リカさんは「精神医療の場では、しばしば、どうしても必要な切り札になることがある。追い詰められた心理状態で行われた改革や決断は、後で考えるとその人にとってプラスにならなかった、ということが多かった」と語っている。普天間問題について、新たな解決策を見出すために来年半ばまで先送りしたことは賢明だったと評価するが、「海兵隊のグアムへの全面移転は考えられない」などの発言は軽率である。辺野古移設がベストと信じ切っている外務省、防衛省に塩を送るようなもので、官僚にバカにされるだけだ。

3)「へぼ将棋 王より飛車を可愛がり」
 「要求大臣ではなく、査定大臣たれ」という鳩山総理の指示など、そっちのけで、亀井金融担当相を先頭に、各大臣は予算獲得に大わらわ。マニフェスト、景気対策、財源・財政規律の難題に右往左往し、議論はするが結論は出せない民主党の「お家芸」があらわになり、予算編成は越年か、と思われたところに、小沢一郎が「助っ人」として現れて、一件落着。自分の立場も大切だろうが、「王様」を守れないようでは先が思いやられる。それでも、大臣同士が丁丁発止とやりあう場面がマスコミを通じて明らかにされるなど、政治の透明化に大きな一歩を踏み出したことは事実だ。

4)「果報は練って待て」
 イチローが10年連続200本安打の偉業を達成した。彼の夢は「五十歳まで現役でプレイする。しかもバリバリでプレイする」ことで、野球選手は四十歳で現役を引退するという「世の中の人の固定観念、イメージっていうものをどれくらい変えていけるのか。これは僕らが、ぜひともやらなくてはいけない仕事なんです」という。
 「勝つことを忘れた」楽天を4年かけて、野球のイロハから叩き込み、鍛え直した野村監督には哲学があった。
 五十歳を過ぎて、武道館で、マイクを蹴飛ばしてロックを歌った矢沢永吉は「欧米では(仕事について)事前にきちっとネゴシエイションする。日本人みたいに、事前にいいたいこと言わないで、あとからぐじゃぐじゃもめることはない。『yes』『no』をはっきりしないといけない。『no』をはっきり言うと、尊敬してくる。『こいつにはちゃんと話さなきゃ、話が通らないやつだな』って認識する」と語っている。三人に共通するのは高い理想、熱い情熱、人一倍の努力である。
 「果報は練って(注:『寝て』ではない)待つ」ものだ。民主党に限らず、政界で小沢は怖い存在である。その小沢に「noはnoだ」と真正面から論争を挑めるサムライが、民主党に見当たらないことがさびしい。また、ろくに勉強もせず、知ったかぶりの中途半端な理論を振りかざす政治家は「生兵法はけがのもと」である。

5)「虎の威を借る狐」を見極めよう
 来年は寅年。「虎の威を借る狐」を横目に見て、「虎口に入って虎髭を撫でる」のも一興。「老虎、南山を出て」雄叫び、「虎一声清風起こる」を期待する。
 来年から地方主権の議論が始まる。私は地方主権の実現にあたって最大唯一の障害は、権力欲に固まった一部の知事と無能な市長、利権探しに明け暮れる地方議員など、半世紀にわたって既得権益にへばりついてきた、党派を超えた集団であると確信している。

 見えないものが見えはじめた一年だった。そして、小沢に始まり小沢で終わった一年でもあった。来年は、人柄のいい鳩山総理が明君になるか、暗君にさせられるか、天王山の年になるだろう。
 庶民にとっては、たまには「無駄」を楽しんで「ホッとしたなあ」とささやかな幸せを味わえる一年であって欲しいと念願している。

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» 【参院選】歴史の針の逆転を目論む宦官ジミンや惨経に最終的な引導を渡そう【選挙態勢】 送信元 ステイメンの雑記帖 
 鳩山政権が発足してから100日余りが経過したが、衆院選で圧勝を納めたにも拘わらず、日本国内の政治状況は安定度を欠いている。その主たる原因は参議院にあるこ... [詳しくはこちら]

コメント (22)

■コメント投稿について編集部からのお願い

《THE JOURNAL》では、今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくため、コメント投稿にルールを設けています。はじめて投稿される方は、投稿の前に下記のリンクの内容を必ずご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

>その小沢に「noはnoだ」と真正面から論争を挑めるサムライが、民主党に見当たらないことがさびしい。
 
 それはどうみても自業自得というか小沢さんの責任だとおもいますよ。 
小沢さんは小沢グループを強制的に解体するくらいの気持ちでこれからのぞまないと、将来は暗いとおもいます。

二見伸明様

 私は検察やマスコミの関係者ではありませんが、情報は道理と証文に基づく事実および変実の証拠により裏づけられた事実でなければ『虚偽』の風説と見做されます。

 また、他人の名誉や信用を毀損するような事実を公然と摘示した場合、その事実が真実であるという証明をする責任は、その事実を公然と摘示した側にあり、それが証明されるまでは『推定無実』であり、その証明ができなければ犯罪に相当します。

現在の法律内で、罪に問われないなら、何をしてもいいのでしょうか?
現在の社会、社会に疲弊した人が昨日だけでも、何人の方が亡くなっているのだろう。
こうした社会をつくった方々の責任は、どう問えるのだろう?
そうした証明は、どれだけしても、その方々は聞く耳をもっているのだろうか?
私にも、その責任はある。
それを、容認してきたからです。

少しずつ、変化が見えてきている気がします。
けれど、コンクリートより硬いかも知れない既得権益、全身傷だらけになっても(国民が傷だらけでも困るが)、真正面から対峙(退治)して欲しい。

来年は、《THE JOURNAL》編集部の皆様はじめ投稿者や閲覧されている方々が、安らかな年であること願っています。

<二見様>
新年を迎えるに当たり、非常に示唆に富んだ見立てを頂き、感謝いたします。
>「老虎、南山を出て」雄叫び、「虎一声清風起こる」を期待する。<
私も期待しています。渡辺乾介氏の言葉を借りれば、小沢さんは、チェ ゲバラみたいな革命の戦士だから、安住したり、留まったりはしない。
だから、厄介なのです。
毎朝5時に起きて、勉強をしている。誰よりも、勉強していて、物事が判る。プロフェッショナルな政治家です。
しかし、他の政治家にも同等のプロである事を求めるから、彼らなりに汗をかいて頑張っても「頑張ったな。ありがとう」とは、言わない。求めるレベルが高すぎるから…。
だから、常に内部に敵を抱えてしまう。
来年を見通すと、敵は既得権益のマスコミでも検察でもなく、内部の人間ではないだろうか?
鳩山官邸があまりにも、グダグダなので、ポイントポイントで局面の打開に動き出した。
今の様なていたらくでは、とても国民主導の自助共助の社会は出来ず、小沢さんの目の黒いうちに実現するかさえ、不透明です。
だから、来年は、参議院選挙の後には、政府への関与を強めるかもしれない。その時こそが、内外の敵との決戦になる。公務員制度改革、国会改革、地域主権…。現在の民主党の小利口な政務三役は、過激な小沢さんの改革に耐えられないのではないか?
内なる敵にどう対処するかが、問われることになろう。
小沢さんは、もう少し人タラシを学んで、今度こそ、本懐を遂げて欲しいが、ムリだろうな…。
虎の威を借りる山岡氏など、側近がしっかりしていないのも心配で仕方ない。敵も味方にしてしまう位の懐の深さが、小沢さんにあればなぁ~。
とまれ、来年は政権交代を実感できるいい年になります様に…。
二見さん、来年もいろいろ教えてください。
二見さん、皆さん、良いお年を!

二見伸明様

いつもながらの切っ先鋭い筆法に共感を感じながら,拝読致しております。

[普天間問題について, 新たな解決策を見出すために, 来年半ばまで先送りしたことは, 賢明だった,と評価するが, 「海兵隊のグアムへの全面移転は考えられない」などの発言は軽率である。辺野古移設がベストと信じ切っている外務省、防衛省に塩を送るようなもので、官僚にバカにされるだけだ]

まさにおっしゃるとおりだ,と思います。ほんとにいらいらします。

[来年から地方主権の議論が始まる。私は地方主権の実現にあたって最大唯一の障害は,権力欲に固まった一部の知事と無能な市長,利権探しに明け暮れる地方議員など,半世紀にわたって既得権益にへばりついてきた,党派を超えた集団である,と確信している]

これまたお説のとおりで,名古屋市長が悪戦苦闘している戦い振りを見て,民主主義に基づく地域主権は,いったい誰が成し遂げるのか,と疑問と不安を抱きます。

二見伸明様のいっそうのご健康とご健筆をお祈り致します。いいお年をお迎えください。

来年はマスコミの姿勢がどうなるのか?無責任、破壊主義なマスコミは60年間続けた政権自民党と始めての政権民主党を容赦なく国民の前に批判を曝す。はたしてこの国はどうなるのだろう。悪いのは全て政権という構図で政治ショーに徹するワイドショー、事実を客観的に伝えられない人気取りのニュースショー。時代の変遷を無視し、世界から取り残される日本。もう開国された国を島国根性で外国に閉鎖的な日本は例え後進国であれ見習うべきだ。シンガポールはあらゆる面で日本を学び日本を追い越し、豊かな国になりつつある。世界の変化に日本がスイッチ出来ない。そこに問題があるのに、議論にずれが有る。すでに空洞化した日本の生産拠点化はもう新しい産業を生むことしか無い。雇用の問題を既存企業に押し付けても改善はしない。小泉時代に破壊されたシステムを壊す事はもう出来ない。景気回復はそう云う産業が成長せずには難しい。だったら国の予算を思い切り削るしか方法は無い。事業仕分けで文句言ってる省庁は特別会計の全てを投げ出してやれば良い。2010年は民主党による安定政治を願うばかりだ。旧来の自公政治に戻ったらおしまいだ。早く自民党古株をおとして新しい保守との対峙新政党の誕生を願うばかりです。
皆様来年も政治を身近に考えるべき議論を宜しくお願いします。

二見様

政権交代は、さしずめ実現できましたが、尊敬する小沢さんが、相変わらず、脳内固定検察のターゲットにされ、もやもやした気分のまま、新年を迎えます。
来年こそ多少公平、公正な、司法検察へとさすべく政治の断固とした対処がなされることを望みます。

まずは、司法検察の刷新、改革こそが急務で、ここが官僚の諸悪の根源であると感じます。

マスコミは、司法検察の配下と成り下がり、まるで司法検察赤帽化していると感じています。

マスコミ改革も、根本は司法検察改革では無いでしょうか?

来年以降、小沢内閣ができることを夢に見つつ、政治の動向を注視していきたいと考えてます。

二見様、良い新年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

自民党は(政治資金団体の)国民政治協会を通じて、 小沢氏や民主党の何十倍もゼネコンから献金をずっと受けている。この協会は全くダミーだ。検察は お構いなしなのか」と述べた。
これは亀井大臣の記者会見での言葉。

民主党の鳩山由紀夫幹事長は29日の衆院本会議で代表質問に立ち、麻生太郎首相(自民党総裁)に対して、「自民党本部の土地は国有地だ」として、党本部の土地を国に返還するよう求めました。
この二つの記事、今年の自民党への疑問符として記憶に残っている。
民主党も遠慮なく相手の弱点を決着がつくまで攻め抜いてほしい。いつもジャブ一発で終わっているような気がする。
今朝は東京新聞に小沢氏の土地購入問題で、小沢氏への聴衆視野に入れて捜査を進めているとあり、年明けの通常国会では、鳩山氏ともども、野党からぼこぼこにされそうだ。小沢さんSOSだあ。
権力は潰し合い、目には目、民主党は権力側、自民党の本部など国有地にただで居座っているのだから、追い出していいし、或は不払い家賃は当然国に払ってもらっていいし、この土地は財務省の土地らしいので、これからは家賃を払うべきではないのだろうか?
国対の山岡さん、裏からでも表からでもいいですから、自民党にもう少し脅しをかけてくださいよ。
このコーナでの投稿ではないことお許しください。高野さん、田中さん、二見さん、いつもたくさんの事を教えていただき、勉強になります。来年も更なるご活躍をお祈りいたします。

二見さま
こんにちは。
地方主権で最大の障害になるのは「権力欲に固まった一部の知事と無能な市長、利権探しに明け暮れる地方議員など、半世紀にわたって既得権益にへばりついてきた、党派を超えた集団」では無いと思います。改革の難敵は、地方に根付く旧態依然の名士旧家への絶大なる依存心とそこから脱却しようとしない市民の無気力です。
二見さんが指摘された集団は、その意識の具現された形、ある種象徴にすぎません。
ですから、彼らは地方の利益の代表として一点のぶれも無く権益を主張し続けるでしょう。また、外見上は不平不満をもらす地方人も、土壇場になると、自ら血を流して改革するよりは、彼らと連携を取る事を選ぶはずです。民主党が制度改革以上にするべき事は、草の根的な地方人の意識改革です。選挙の際、地方で民主党が勝てたのは、改革の意識が芽生えた訳ではなく、自民党の従来のやり方では、得る果実が無くなってきたという現実がそこに有ったからにすぎません。
政治が政策を実現しようとするときに、大衆意識程厄介な者は無いはずです。
地本分権は、夢でもいいことづくめでもない。自分たちが都合良く乗ってきたシステムを変革し不自由を迫られる事を最初から理解させるべきです。そのうえで、こういった変革が出来なければ、日本は将来、世界と太刀打ちする事も、敬意を表される立場でありつづける事もありえないと、筋を通してきちんと解いてゆかなければなりません。都市部の人たちと地方人の考え方は違います。都市の人間は理論に精通し、バーチャルで未来を考える事が出来ますが、地方人は、とことんリアルです。リアルのまえには理論は吹っ飛びます。
私の分析が正しいかどうかは別として、これは都市から地方に来た者の実感です。
まだ、このままで幸せでいられそうな予感の中で、誰が苦境を進んで受け入れるのでしょうか。おそらく、議論は厳しい戦いになると思います。鳩山首相の成長戦略は、文学的で美しい。けれど、リアリストには通用しません。民主党は、地方分権の未来図を示すにしても、実現可能な部分から提示し、かつ何十年後かのビジョンも平行して示せなければ、地方の造反は拡大すると思います。年末に脅かす事もないのですが、せっかく一党支配から政権交代をしたのに、つまらない政争でごたごたして、先祖帰りをされたら元も子も有りません。
いろいろ不満も有りますが、一票を入れた責任として支えますので、どうか民主党は判断ミスをしてポカしないようにお願いしたいと思います。この1年さまざまな、面白いコラムをありがとうございました。
二見さまも良いお年を。皆様もお健やかに。

二見様

怒涛の一年が過ぎようとしています。何が真実で何が正しいのか?と自分に問い続けた一年でありました。
私は小沢さんの匂いがする二見さんの文章がとても好きです。これらの文章を読むと、希望を持ち続けよう!と、前向きな気持ちになります。
偏見の塊で見つめていた政治家小沢一郎は、いまや私の中で、一人の男として人間として興味のつきない存在であり、その政治力を期待してやまない者となりました。
8月には、小さい一票がちゃんと意思表明につながるという、生まれて初めて体験をし、政治に対しての白けた気持ちから脱却、きっと日本は変わっていけるぞと、密かに信じています。 
これから、どのようにこの国は流れてゆくのか?まずは明るい気持ちで考え行動してゆきたいと思っています。
二見様の誠実な文章に来年もふれられますことを心から願っています。
それから、誠実な投稿コメントを書いてくださる皆様、ありがとうございました。とても勉強になりました。
高野様、ジャーナル編集室の皆様、稚拙な文章を大きな心で載せてくださり、ありがとうございました。
ここにまとめを書いては失礼なのですが、御容赦ください。
来年も宜しく、どうぞお願いいたします。

恵美さまへ

この素晴らしい【ザ・ジャーナル】の投稿欄で、いつも貴女の的確なコメントを愛読している一人です。

有名な作家の【文章】には、それぞれ個性があると言いますが、貴女の薫り高いコメントの【名文】は、最後の投稿者名まで読まなくても、私には≪貴女の投稿≫と判ります。

恵美さま、貴女のフアンの一人として、来年も、ぜひ、豊かなご健筆を読ませて下さい。

二見伸明さん

五つの格言に共通するのは、「国民は(有権者)は自らの思考(志と覚悟、それらを支える論理性)を鍛えよ」ということでしょう。「マスコミ」を「マスゴミ」と称して、洒落にもならない、粋がっていては勝ち目はないことを含めて。
「人生における自己満足」は人生に於いて非常に重要ですが、「自己目的化した自己満足=人生の重みを意識しない軽いもの」はないほうが好いうでしょう。

Have a Good Days for a New Year, Guys!

堀口雪文さん | 2009年12月31日 13:54

引用【地方人は、とことんリアルです。リアルのまえには理論は吹っ飛びます。】

1.都市住民の私から観て、このご指摘は非常に的確な視点だと思います、的確であるが故に日本が抱えている問題の根が深い。

生活者の現実リアルは歴史の変遷も時代の変化も認識しません、断言してもいい。一部を除いた多くの都市部の住人然り、絶対多数の地方人然り。
極く一部の日本人(全体の2-3割?)が変化を受け入れてGlobalBusiness(外需)の世界で造り上げた日本国の存在感を、それとは全くの別世界で変化を拒絶して頑迷な主張だけはする地方人が放擲できる世の中は、異常です。
地方の論理が勝つのならこの国は鎖国をすればよい、江戸時代とGlobalな現代との大きな違いを認識せず知恵も賢明さもない振りをするのなら。

2.論理や理念は事ほど左様に脆いものです、特に理知性が弱い社会では。
それ故に、
1)個別最適・部分最適に対して、全体最適という概念が重要です。
2)庶民階層を称してリアルに安住する者達を含めて既得権益者という階層を破壊しなければ、新しい公正な世界は生まれてこないでしょう。
上層を引きずり降ろす必要はない、下層が持ち上がってくれば、中間層が出来上がって社会は平和になる。

「逆が真」とは言い切れないところが微妙ですね(笑)。

前回投稿の補足

【庶民階層を称してリアルに安住する者達を含めて既得権益者という階層を破壊】するには、為政者が民意に惑わされないことです。
論理が勝つか!!、リアル現実が勝つか!!
私には、現在の為政者鳩山某に「間違える民意」を正しく論理的にリードする強さがあるか??を見極めることが今後2-3か月の重要課題です。
無用なものは切って捨てる、古来から経営の鉄則です。

2010年展望 消費税撤廃も視野に

<官僚との全面対決>
2010年も役人は税金の無駄削減どころか無駄隠しに動くでしょう。藤井財務相、仙谷行刷相ともに消費税引き上げを狙っていますから官僚の思う壺です。菅さんは「まだ早い」ですからこの人も同類です。借金財政を立て直すにも、景気浮揚のためにも2011年度予算は劇的に残酷な査定を行い、別に終戦時並の強力な経済対策を実施すべきです。そのためには消費税引き上げという退路を完全に断ち切ることです。議論すら許してはなりません。総理は消費税撤廃も視野に入れていると吹聴し、強権と脅しで官僚と全面対決するしか勝ち目はありません。いい人も時には怖い人にならなければ駄目です。

<外国人地方参政権>
法案を通常国会に提出すれば、輿論を2分することが予想されます。民主党内も意見はバラバラ、亀井金融相は反対しており、瑞穂たんは夫婦別姓が先と言い出しそうです。議論が煮詰まらず採決見送りでしょう。因みに私は、こういう人権制度をめぐる改正では子どもの保護(親の監護権から子の権利に)が最優先と考えます。

<参院選・地方選>
勝敗はあまり問題なさそうですが、タマが悪いのではと危惧します。民主党の理念、鳩山の友愛政治を具現する覚悟の定まった精鋭をもっと真剣に探さないと白けた選挙になるでしょう。連合支援を排除することは無理としても、せめて松下政経塾だけでも取り除くことはできないんでしょうか。消費税撤廃を叫んでいいなら私が出てもいいのですが…。宮崎のエロ禿げ、退治の準備に入る時期です(2011年1月選挙)。

堀口様
地方の障害は二見様の意見が当たってると見ます。依存心の強い者は野党に転落した名士旧家のことなどもう忘れて、民主党に乗り換えてます。

こと惠美様
私もファンです。今年はありがとうございました。

高野様 編集部様 皆様
今年はありがとうございました。来年もTHE JOURNALの益々の発展を願っています。ドラーチャさんへの返信が書けず、慚愧です。

<山口七郎様>
<莫郎様>
明けまして、おめでとうございます。今年もよろしく、お願いします。
わたくしの駄文にお褒めを頂き、嬉しいのですが、少々恥ずかしさも感じております。
今年も、議論を闘わせて、有意義な一年にしましょうね。

まずは明けましておめでとうございます
元旦の朝刊は小沢幹事長の任意聴取か!?で各紙が民主党を揺さぶりにかかることでしょう
我々国民は・・特にブログ仲間は
非常事態を宣言してネット同士に呼びかけ旧政権の黒い亡霊と戦い続けて参議院選挙に勝たねば為りません これ以上続ければ小生が総理なら指揮権発動をやりたいと思いますが潔白であれば我慢するしかないのかと悶々としています

龍造寺 憲 様
 明けましておめでとうございます。私も心情としては全く貴方様のご意見に賛同です。しかし、このところの検察の動きは指揮権発動の誘発を狙っているようにさえ見えます。指揮権発動をさせ、マスコミを使って反小沢、反民主の大合唱を起こし、来るべき参議院選挙に官僚支配の走狗たる自民党になんとか勝利させようという意図があるのではと勘ぐるこの頃です。
 従って、検察・司法・宮内庁・外務省に巣くうクーデター実行犯である役人共には異例ではあっても手続き的には全く問題の無い方法でその首を刎ねるべきと考えます。正月早々に過激な言葉が出てしまい申し訳ありませんが、日本の将来を思ってのあまりとお許し下さい。

小沢氏がもっと懐が深ければとの意見がありましたが私はそうは思いません。敵をも味方にする懐の深さがあります。
大阪府の橋下知事を見てごらんなさい。ある意味、自民党の推薦で知事になったのですから敵方と言ってもよかった人物です。
その人物が一度会っただけで小沢氏の大きさにビックリしたようですよ。
普天間の問題ではいち早く関空の利用の話を出してくれました。
橋下知事も若いのにたいした人物だと私は評価し直しました。
今年は小沢・橋下コンビで何か変化が有るかもしれませんね。
期待しています。

追伸
小沢氏は、西郷を評した坂本竜馬の「釣鐘のような人物」です。
大きく打てば大きく響き、小さく打てば小さく響く人物と思います。
彼を評価する人物の尺度・器量によって異なります。

二見 様 

 今回、以下に大変共鳴致しました。

「来年から地方主権の議論が始まる。私は地方主権の実現にあたって最大唯一の障害は、権力欲に固まった一部の知事と無能な市長、利権探しに明け暮れる地方議員など、半世紀にわたって既得権益にへばりついてきた、党派を超えた集団であると確信している。」

 何人もの方がコメントで同感されていました。

 ”つい先ほどまで、自民党の利権集団と同じ穴のムジナの首長”が、被害者面して、TVで騒ぎまわるのが、今年も続くかと思えば、辟易します。

 地方分権でも、今年も、お気づきありましたら、また、お教え下さい。

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Profile

二見伸明(ふたみ・のぶあき)

-----<経歴>-----

69年12月の衆院選に初当選し、以後8期23年。
小沢一郎、羽田孜、石井一、森喜朗と同期。
公明党政策審議委員長、副委員長、運輸大臣を経て、94年、新進党。
97年暮の新進党解体により、小沢の自由党結党に参加。総務委員長、国対委員長。
2000年春、自由党分裂に際し、小沢と行動を共にする。
小沢対羽田の一騎打ちの新進党党首選では「四海波穏やかなときは羽田がベストだが、激動期は小沢の豪腕がベスト」と表明し、小沢の推薦人になる。

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