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「パワー・フォー・リビング」って何?

 最近、マスコミで大々的な宣伝を繰り返している「パワー・フォー・リビング」が話題になっています。夕刊紙や週刊誌などでその実態が報じられているので、すでに内実をご存知の方も多いことでしょう。10億を超える宣伝費を使っているのは「アーサー・S・デモス財団」。申し込めば無料で書籍を送ってくれます。

 98年から99年にかけてアメリカで行った宣伝には33億円が投じられました。大統領選挙のメディア対策費を超える巨費です。そのとき配布した書籍を少し新しくしたものがいま配布されているのです。内容はキリスト教プロテスタント福音派の教えで、とくに偏ったものでもありません。

 そこにどんな意味があるのでしょうか。保険会社で富を得たデモスが亡くなるとき、遺書に残したのが「パワー・フォー・リビング」の宣伝だったのです。たとえていえば安倍晋三総理が遺書のなかで『美しい国へ』を配ってくれというようなものです。

 この財団は組織された教会ではなく、信者もいません。したがってカルトではありません。アメリカで長くカルト問題に取り組んでいるスティーブン・ハッサンもそう見ています。いまのところは広告代理店、広告を掲載したメディアが経済的利益を得て喜んだだけといえるでしょう。今回のキャンペーンは2月4日で終ります。

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コメント (4)

財団から無料で書籍を送るんでしょう?
それならなぜ、広告代理店、広告を掲載したメディアが経済的利益
を得る事が出来るのですか?
利益はないんじゃないですか?

テレビ局にスポット広告代金、新聞、週刊誌に広告料金が入りますよね。

ありがとうございます。。。
あれ、何を聞きたかったんだっけ。
えっと、この財団の目的はキリスト教プロテスタント福音派の布教ですか?
そう聞いても、なんかこのCMあやしいですよね。

 初めまして。私は『牢屋(ろうや)壮一』と言うハンドルネームを使用してインターネット上で評論(表現)活動を行っている者です。
(この私の『牢屋壮一』と言うハンドルネームの『由来』については有田さんの御想像に御任せしたいと思います。ジャーナリストの有田さんには多分、由来について想像がつくと思いますが)。
 有田さんがここで問題にしておられる『パワーフォーリビング』ですが、既にキャンペーンそのものは終了しましたが、動画投稿サイトの『ユーチューブ』でテレビ放映された『CM』を見る事ができます。私も何回も繰り返し見ていますが、極めて強力で強烈なインパクトを持ったCMだと思います。私はこのパワーフォーリビングのキャンペーンが実際にテレビで行われていた当時、何のコマーシャルだろう、と気になって無料書籍の実物を取り寄せてみた事があります。有田さんもここに書いておられる通り聖書の無料配布でした。日本でこのようなキリスト教の布教キャンペーンが大々的に行われたのは日本のキリスト教の歴史どころか『日本の宗教の全体の歴史』でも初めての事だと私は思います。まだまだ書きたい事はありますが、長くなりますのでこの辺で終わりたいと思います。

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Profile

有田芳生(ありた・よしふ)

-----<経歴>-----

1952年京都生まれ。
フリーランスのジャーナリスト。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
「有田芳生の今夜もほろ酔い」



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