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「ハーレム男」の古典的手法

 57歳の自称占い師の男が11人の女性と同居し、結婚、離婚を繰り返していることが話題となっている。女性は一人の50代を除けば残りは20代。男性はこの集団に誘われた20歳の専門学校生を脅迫した容疑で逮捕された。事件の概要を語った捜査幹部が「うらやましい」と正直に語ったように、「ハーレム男」と呼ばれた男性の生活ぶりは、ワイドショーだけでなく、ニュースでも繰り返し報じられている。しかし、その内容は興味本位の域をまったく出ておらず、必要な分析などが行われることなく、すぐに消費されていく。

 男が自宅で占いをはじめたのは2000年4月から。まず占いカウンセラーを募集した。そこに来た数人の女性たちが数ヶ月後に同居をはじめる。占い志向の女性たちは、当初人間関係で軋轢を生じる。ところが同居女性が5人、6人と増えてくるにつれ、矛盾は拡散していった。慣れや諦めが生じたからだ。その女性たちがコンビニや薬局などで働き、そこで「とても当たる占い師がいる」と勧誘をはじめる。

 男は不安を煽る古典的手法を使っていた。暗い部屋に通されると、そこにはテーブルがあり、ランプが点っている。向かい側には頭からすっぽりと頭巾をかぶった男がいた。暗闇のなかで眼だけを出した男は、ランプを手にすると、「あなたには悪い霊が付いている。このままでは大変なことになる」と低い声で語りかける。そこで泣き出して逃げるものもいれば、恐怖心や興味から居着くことになるものもいた。

 そして20歳の専門学校生が民家にやってきた。女性が素直に対応しないものだから、男は「わたしは元自衛隊員だ。回りにはスパイがいっぱいいる。ここでのことを話したらミンチにされるぞ。死ぬか事故に遭うか、大変なことが起きますよ」と脅した。女性がこの経験をメールで友人に知らせたところ、警察が動きはじめ、男の「ハーレム生活」が明らかとなったのだった。

 スタンガンなどが発見されたことなどから、この集団内部で何があったかは、これからの捜査で明らかになるだろう。いちばんの問題はなぜ若い女性たちが一人の男の元で同居するようになったかということだ。テレビ映像を見てもわかるように、女性たちは男を中心に穏やかな生活を続けていた。麻原彰晃を「父や母のような存在」、文鮮明を「真のお父様」と信者たちが本気で思っているように、このミニカルトも男を実際の夫としているのだ。

 出発点は家族関係や悩みにある。娘がどこで何をしているかに関心を持たない家族の希薄さ。大学生活に悩みを持った女性の孤立感。そうした問題を男の周囲の女性たちが親切にケアしていた。男が使った手法は、市販されている占い本程度の水準である。それでもこころを捕えられてしまうところにこそこんどの事件の核心がある。「合同結婚式に出るひとの心境がわからない」と語っていた女優が、合同結婚式に参加したきっかけは、父の死と仕事の悩みが重なったことにあった。人間とは弱いものなのだ。 

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コメント (10)

まァ~なんといいますか 男性はきっと うらやましいんですね・・・寂しい女性と関心がない親達と・・・そこに漬け込む悪い人が後をたたない世の中・・・

また おうむが変な動き。

その情報待ってます。

逆ハーレムのパターンってないんですかね?
女一人、男多数。

心のよりどころがない人たちが、宗教に走り。
(信仰心を否定する気はありませんが・・・)

愛情に飢えた若者が、フリーSEXやドッグに走る。
(最近は、若者だけではなく、いい年した大人も溺れてるかもしれないけど・・・)

何かが足りない・・・何かが足りないって・・・溢れているものもいっぱいあるのに。
大人が変わらないのに、子どもが変わるわけもない。

一夫多妻制のような集団生活に加わるよう専門学校生の女性(20)を脅したとして、
 脅迫容疑で逮捕された元占い師渋谷博仁容疑者(57)が、同居女性9人に遺言書を
 書かせていたことが14日、警視庁捜査1課と東大和署の調べで分かった。

 死後に遺産を渋谷容疑者に相続させる内容。同容疑者が逆に不動産を同居女性に
 贈与していたことが既に分かっており、捜査1課は遺言書や財産の贈与で女性を
 共同生活に縛り付けていたとみて、実態解明を急ぐ。

 調べでは、9人の女性はいずれも遺言書に「死亡した場合、全財産を渋谷容疑者に託す。
 遺体は親族に返さなくてもいい」という趣旨の記述をしていた。渋谷容疑者は「書いた方が
 いいんじゃないかと言った」と供述しているという。

テレビで言ってたよ。
辛抱氏が興味あって
会見に行った取材陣に
あの女性たちのルックスは?
聞いたら
絶句していたと。

有田さんも  モリエモン問題突っ込んでよ

もしくは ヒューザーかな

オーム追い込んだあのときが懐かしい

今こそ 行動をお願いします。

多くの国民が期待してます。

松本ちづお  死刑確定か

との ニュースが今日 NHKでやってました

早く死刑にしてほしいですが
それで この問題が解決するわけではない。

まだ オウムは存在するし

これから どうなりそうですか?

ホリエ問題は もう結構です

どうせ 民主の恥の上塗りになりそうだから

女性11人を自宅に囲い、ハーレム生活を送っていた無職の渋谷博仁(57)。ハーレム入りを断った20歳の専門学校生への脅迫容疑で先週(26日)逮捕されたが、「公判維持が難しく、不起訴で釈放される」(司法関係者)ともっぱら。実は、この手のアンモラルな連中を取り締まる法律はないのだ。カルト事件に詳しい紀藤正樹弁護士がこう言う。

「脅迫罪は、刑法222条に懲役2年または30万円以下の罰金と定められていますが、被害者と示談が成立すれば罰金だけで済み、起訴されることもありません。仮に起訴されたとしても、懲役1年の執行猶予程度。渋谷容疑者には、娘を連れ戻しに来た母親の顔に催涙スプレーをかけて追い払った疑惑もありますが、強要罪が加わったとしても、判例ではせいぜい執行猶予付き懲役2年です」

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 実際、発覚した怪しい集団の“その後”を見ると、マスコミが騒ぐのは一時期だけ。集団はそのまま維持されている。あの白装束集団「パナウェーブ研究所」は今も健在だ。02年、「ニビル星(架空の惑星)が落下する。スカラー電磁波から逃げろ」と言って中越から北陸を大移動して世間を騒がせたが、結局おとがめナシ。「千乃裕子教祖を筆頭にあいかわらず本部のある福井でウロウロしている」(紀藤弁護士)という。元X JAPANのボーカルTOSHIが入っていたカルト集団「ホームオブハート」もそう。「学校はエゴ人間が集まって危険。汚染される」との“教え”で那須塩原に子どもを「隔離」。児童監禁にあたるかなどが裁判で問われたが、昨年夏に「嫌疑なし」の不起訴処分になった。指導者MASAYA(倉渕透氏)を筆頭に今も活動している。元祖“お騒がせ集団”の「イエスの方舟」は、教祖の千石イエスが死去した今も、信者の女性たちが集団生活し、福岡・中洲でクラブを運営中だ。

 オウム真理教のような狂気の犯罪集団は別にして、こうした特異集団を解体する法律的な術はないのだ。

 こんな見方もある。

「法を強めすぎると、逆に住みにくい世の中になる恐れがあります。カルト的活動だけじゃなく、極端にいえば、奥さんの友達の女性を家に連泊させただけで逮捕されかねない。誰かを殺したとか、傷つけない限り、信教や行動の自由は守るべきです」(ある弁護士)

 むしろ問題はこういう集団に引き寄せられる若い女性の屈折した心理の方である。

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有田芳生(ありた・よしふ)

-----<経歴>-----

1952年京都生まれ。
フリーランスのジャーナリスト。

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「有田芳生の今夜もほろ酔い」



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