Calendar

2010年3月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Recent Trackbacks

メイン

森里海連環学 アーカイブ

2010年3月13日

自然に学ぶ"森里海連環学"

山陰中央新報連載 自然に学ぶ"森里海連環学" No.10

森林・林業再生

「森里海連環学」を2003年に京都大学で誕生させたのは、人工林研究者と、ヒラメの研究者。

その人工林研究者が、今は名誉教授となられた竹内典之(たけうち・みちゆき)先生。昨年より私や養老孟司先生と一緒に、「清流高津川が育む家づくり協議会」の委員として、高津川に通っておられる。

竹内先生と私は、高津川流域の県や市町で働く若手を募って、「フォレスター養成講座」を組織している。

ドイツなど林業先進国では、国にも、州にも、地方自治体にも、"フォレスター"と呼ばれる公務員がいて、地域の森林所有者の相談に乗っている。国の森林計画がまずあり、州(日本では都道府県)にも国と調整済みの計画があり、だから市町村はこうしようという計画がきちんとあって、それに基づいて、「あなたの森は、今回はこのように間伐をしましょう」と指導してくれるのだ。

続きを読む "自然に学ぶ"森里海連環学"" »

2010年2月27日

mont-bell広報誌「OUTWARD」連載 45号・46号

森里海連環学のススメ Vol.1

「サケが、森をつくっていた」

 森の中に、何かが腐ったような異臭がただよっている。歩みを進めると、それが私の探していたものだとわかった。サケだ。ここはカナダのブリティッシュ・コロンビア州、クラッセ川。2002年、9月26日のことである。
 このサケは、クマが川で獲り、森へ運んだ。他のクマと争わないで食べるためだ。
 カナダでは、さまざまなサケの産卵シーズンの40日間に、クマが一年間の食糧の四分の三をサケで得(と)る。40日間でおよそ700匹のサケを、一頭のクマが食べるという。だから一本の川をテリトリーとしているたくさんのクマは、この時いっせいに川に出撃する。しかし隣のクマと争っていたのでは一日18匹のサケは獲れないし、食べられない。冬眠前の貴重な食糧獲得行動である。

続きを読む "mont-bell広報誌「OUTWARD」連載 45号・46号" »

2010年1月15日

自然に学ぶ"森里海連環学"

山陰中央新報連載 自然に学ぶ"森里海連環学" No.9

「生物多様性年」  一からやりなおす

「生物多様性条約第10回締結国会議」が10月18日から名古屋市で開催され、日本が議長国を務める今年は、おそらく各新聞社でも年頭から"生物多様性"という言葉を使う紙面が増えるだろう。

「生物多様性条約」は、1992年にブラジルのリオデジャネイロで行われた「国連環境開発会議(地球サミット)」で、「国連気候変動枠組み条約」とともに採択され、168カ国が署名したもの。条約は93年に発効し、現在は191の国と地域が参加している。

私はその92年のリオデジャネイロに、川の非政府組織(NGO)として参加し、現地でシンポジウムを組み立てた経験を持っている。

続きを読む "自然に学ぶ"森里海連環学"" »

2008年9月21日

第5回時計台対話集会

来る9月28日(日)、京都大学フィールド科学教育センターによる第5回時計台対話集会“森里海のつながりを生物多様性から考える”が開催されます。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

http://www.fserc.kais.kyoto-u.ac.jp/main/centernews/h20/08news10.html

日  時 : 平成20年9月28日(日)13:30~17:00
会  場 : 京都大学百周年時計台記念館
        百周年記念ホール
        〒606-8501 京都市左京区吉田本町
共  催 : 京都大学フィールド科学教育研究センター
       京都大学生態学研究センター
後  援 : 日本財団
       京都府教育委員会
       京都市教育委員会
協  賛 : 株式会社 村田製作所
       全日本空輸株式会社
       NPO法人 エコロジー・カフェ
       サイファーアソシエーツ株式会社(順不同)
問い合わせ先:京都大学フィールド科学教育研究センター
       TEL.075-753-6414・6420 FAX.075-753-6451
       E-mail:johoの後に@kais.kyoto-u.ac.jp を付けて下さい。

続きを読む "第5回時計台対話集会" »

2008年3月21日

養老先生

3月15日に、京都大学へ養老孟司先生のおいでを願った。2004年より私が応援している京大の“森里海連環学”「時計台集会」のパネラーとしての登場だ。

今年の時計台集会のテーマは養老先生にちなんで虫。「虫が教える“森里海連環”」というわけだ。

続きを読む "養老先生" »

2007年11月 8日

第3回 HOP“森の教室”in法然院

    第3回  HOP“森の教室”in 法然院

京都東山三十六峰のひとつ、善気山の山麓にある法然院さまのご協力を得て、「木の国のこれから」を考えるHOP”森の教室in法然院”。 第3回目を、下記のとおり開催いたします。この小さな芽を、ご一緒に大きく育てていきませんか。

日時 2007年11月23日(祝)PM5:00~7:30
場所 法然院本堂(京都市左京区鹿ヶ谷)

募集人員・・・ 200名    
参加費用・・・ 1,000円(当日)

基調講演 
  「“古事の森”をつくる心」   立松和平

パネルディスカッション
  「21世紀を“緑の時代”に」
  パネラー
   立松和平
   梶田真章(法然院貫主)
   石出和博(建築家・NPO法人森をたてようネットワーク理事長)
進行   
   天野礼子(アウトドアライター)

お申し込みは下記のフリーダイヤル、FAXまたはホームページから
Eメール  info@mori-net.org
TEL 0120-55-2486  FAX 075‐257-3074
ホームページ http://www.mori-net.org/
(住所・氏名・電話番号を書いてお送りください。)

<後 援>
林野庁近畿中国森林管理局  北海道  京都市  (社)京都モデルフォレスト協会  日本経済新聞社
京都新聞社  きょうとNPOセンター  NHK京都文化センター  京都北海道クラブ  ハウジングオペレーションInc.

<主催> NPO法人 森をたてようネットワーク

詳しくはこちら

2006年12月30日

第3回時計台対話集会

 京都大学が2003年に提唱した「森里海連環学」の3回目の“対話集会”が、12月23日に時計台記念ホールで開催され、430名を超える観客が近畿圏の他、北海道、新潟、千葉、長野、福井、三重、愛媛、高知、沖縄から駆けつけてくださいました。

続きを読む "第3回時計台対話集会" »

Profile

天野礼子(あまの・れいこ)

-----<経歴>-----

アウトドアライター。
1953年、京都市生れ。
中、高、大学を同志社で過ごす。
19才より釣りを始め、文化人類学者の今西錦司博士の主宰された「ノータリンクラブ」に属して、国内外の川、湖、海辺を釣り歩く。
26才より小説家、開高健に師事。
1988年には師と共に長良川河口の堰建設反対に立ち上がり、「ダムは不用」の国民世論に育て上げる。
近年は「川を再生するには森を生きかえらせることが必要」と“森仕事”へ視野を広げて、日本の森から材が出る社会システムを作り直すことを各地で提案している。
京都大学が2003年に構築した「森里海連環学」の普及もお手伝いするため、高知新聞社と山陰中央新報社でカルチャー教室「自然に学ぶ“森里海連環学”」を続けている。
2001年より、高知県・仁淀川の源流にも家を借り、有機農業普及のための「高知439国道有機協議会」を07年に立ち上げて、事務局長を務めている。08年7月に養老孟司氏らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立した。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.uranus.dti.ne
.jp/~amago/


長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
http://nagara.ktroad.ne.jp/

公共事業チェックを求めるNGOの会
http://kjc.ktroad.ne.jp/

日米ダム撤去委員会
http://damremoval.com/

市民版憲法調査会
http://www.kenpou.com/

-----<著書>-----


『“林業再生”最後の挑戦』
2006年11月、農山漁村文化協会


『だめダムが水害をつくる!?』
2005年10月、講談社+α新書


『「緑の時代」をつくる』
2005年5月、旬報社


『ダム撤去への道』
2004年5月、東京書籍


『日本の名河川を歩く』
2003年7月、講談社+α新書


『市民事業』
2003年4月、中公新書ラクレ


『ダムと日本』
2001年2月、岩波新書

当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.