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2008年7月 3日

21世紀を森林(もり)の時代に

5月30日に、北海道新聞社より「21世紀を森林(もり)の時代に」という単行本を出版しました。養老孟司、立松和平、山田壽夫(ひさお)、天野礼子、四人の共著です。

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とはいえこの本は、私が養老、立松両氏によびかけ、山田という林野庁技官の、今年7月の定年をたたえて出版にこぎつけた一冊です。

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2006年12月 6日

「“林業再生”最後の挑戦」を書き終えて

 11月10日に出版した本書を書いた気分を、「悠々として急げ―まえがきに代えて」に書きました。「悠々として急げ」は、師・開高健の残してくれた言葉です。

 悠々として急げ―─まえがきに代えて  
 森の中の一本の木は、自分の根元に落とした葉から生まれる養分を吸収してまた葉をつけ、それをまた根元に落とす。長い長い年月のそのくりかえしの中でおひさまや雨や周囲の葉たちの力も加わって、木は少しずつ成長してゆく。  人類は、この木と、木にそそがれた地球とおひさまのエネルギーをいただいて生をつないできていることを忘れてはいけない。

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Profile

天野礼子(あまの・れいこ)

-----<経歴>-----

アウトドアライター。
1953年、京都市生れ。
中、高、大学を同志社で過ごす。
19才より釣りを始め、文化人類学者の今西錦司博士の主宰された「ノータリンクラブ」に属して、国内外の川、湖、海辺を釣り歩く。
26才より小説家、開高健に師事。
1988年には師と共に長良川河口の堰建設反対に立ち上がり、「ダムは不用」の国民世論に育て上げる。
近年は「川を再生するには森を生きかえらせることが必要」と“森仕事”へ視野を広げて、日本の森から材が出る社会システムを作り直すことを各地で提案している。
京都大学が2003年に構築した「森里海連環学」の普及もお手伝いするため、高知新聞社と山陰中央新報社でカルチャー教室「自然に学ぶ“森里海連環学”」を続けている。
2001年より、高知県・仁淀川の源流にも家を借り、有機農業普及のための「高知439国道有機協議会」を07年に立ち上げて、事務局長を務めている。08年7月に養老孟司氏らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立した。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.uranus.dti.ne
.jp/~amago/

長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
公共事業チェックを求めるNGOの会
日米ダム撤去委員会
市民版憲法調査会

-----<著書>-----


『“林業再生”最後の挑戦』
2006年11月、農山漁村文化協会


『だめダムが水害をつくる!?』
2005年10月、講談社+α新書


『「緑の時代」をつくる』
2005年5月、旬報社


『ダム撤去への道』
2004年5月、東京書籍


『日本の名河川を歩く』
2003年7月、講談社+α新書


『市民事業』
2003年4月、中公新書ラクレ


『ダムと日本』
2001年2月、岩波新書

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