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林業の再生 アーカイブ

2010年2月24日

日本に健全な森をつくり直す委員会・ニュースレター

「山おやじ三号」NO.7 (2010.2.22)

   立松さんが言い遺したこと

立松和平さんが2010年2月8日に62歳で逝ってしまいました。私たち「養老委員会」には一編の彼のメッセージが残されました。2009年12月9日に、「"古事の森づくり"で列島を歩いて」というテーマで、私達が出版しようとしている本の編集者である戸矢晃一さんに立松和平さんへのインタビューを試みていただき、お二人がそれをまとめられた原稿です。まさかこれが、"立松和平"が私たちに残した遺言になるとは思いもしないことでした。立松さんは85歳くらいで往生すると御自分では考えておられたようなのです。

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2010年1月29日

私の"森仕事"

カゼをひいてノドをいためて、もう2週間近く。奈良県吉野山の「清光林業」、東吉野の「ポロBCSフォレスタリー事業部」、福井市の素材生産業者「ネイチャー6」の山や作業地をうろつきながら、島根県と奈良県の、県、山元、"川下"と称される建築家たちとの会合などを重ねる一ヶ月でした。

1月21日から24日は、長崎県対馬で、対馬森林組合と、「日本に健全な森をつくり直す委員会」、「"森里海連環学"実践塾」、「町の工務店ネット」が共催するシンポジウムを行い、天然林・人工林の二つの森へのツアーもニコルさんと行ってきました。

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2009年9月28日

シンポジウム「高知を、森から元気にしていくために」のご案内

県土の84パーセントを林野が占める高知県では、林野庁が近年進める"林業再生"に先んじて「森の工場」づくりに取り組んでこられています。

森林所有者をとりまとめ、作業道をつけて山から安く材が出せる社会システムを構築し、「所有者に利益が出る林業」をめざしているわけです。

このたび、高知県の林業・林産業を支える皆様と「日本に健全な森をつくり直す委員会」が協働シンポジウムを開催致します。

「高知を、森から元気にしてゆく」取り組みが進めば幸いです。


シンポジウム「高知を、森から元気にしていくために

2009年9月12日

柿木村斉藤君たち、その後

林業のことを心配している人が多いことが、あまり更新しない私のブログへも林業には反応があることでわかりました。
9月18日(金)には、林野庁記者クラブで私が事務局を務める「日本に健全な森をつくり直す委員会」(委員長 養老孟司、副委員長 C.W.ニコル、俗称「養老委員会」)が初めての提言を発表いたします。

私はその後も島根県吉賀町柿木村の斉藤君たちと、「山仕事ひきうけ隊」(という名称で、「山仕事をひきうけたい」と思ってくれる人を育ててゆくのです)の活動を続けています。
"水質日本一"に2年連続なった、延長81kmでダムのない天然河川、島根県高津川から「日本林業を再生してゆこう」という大志を持って、「山から材を安く出せる生産システムをまずつくろう」と考えているのです。

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2009年6月26日

高津川の男たちは、林業を再生できるか

「柿木村の斎藤君」(前回紹介)たち21才から55才までの8名を連れて、京都府日吉町森林組合と兵庫県の山田林業へ研修に行きました。

この男たちは全員が、I・Uターンでなく、地元生まれ、地元の森を見て育ってきた男たち。全国のこんな年齢のやる気のある男たちが、今までの地元の林業の常識を打ち破って新しい頭に切り替えられるかに、「日本林業の再生が成るかどうか」がかかっていると思っています。

いえ、富士通総研の主任研究員・梶山恵司さんに言わせると、「“林業再生”じゃなくて、戦後に植えていた木が育って、今これからようやく日本林業が初めて始まると考えればいい」と。

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2009年6月 4日

柿木村の斎藤君

島根県鹿足軍吉賀町柿木村。六日市町と合併して吉賀町となっても柿木村は、吉賀町柿木村として名を残しています。

この柿木村は30年前から有機農業に村を挙げて取り組んできたことで知られています。

この村の産業課に勤める31歳、斉藤慎吾君は、初めて会議で同席した時に、「僕が通う年寄りしかいない村の奥の人々を幸せにするには、山しかないところだから、林業しかないと思うのです。どうしたらその林業で儲かるようにできるか、考えとんのですが、なかなか知恵が出ません」と言っていました。

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2009年5月15日

日本に健全な森をつくり直す

 昨年7月に養老孟司氏らと結成した「日本に健全な森をつくり直す委員会」が各地で地元有志と行うシンポジウムの皮切りが、5月24日、鳥取県益田市での「清流高津川を育む“木の家づくり”協議会」との事業です。
多くの皆さんの参集をお待ちします。
http://www.pref.shimane.lg.jp/seibu_norin/news/21st_century_forest_times.html

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2007年11月 8日

第3回 HOP“森の教室”in法然院

    第3回  HOP“森の教室”in 法然院

京都東山三十六峰のひとつ、善気山の山麓にある法然院さまのご協力を得て、「木の国のこれから」を考えるHOP”森の教室in法然院”。 第3回目を、下記のとおり開催いたします。この小さな芽を、ご一緒に大きく育てていきませんか。

日時 2007年11月23日(祝)PM5:00~7:30
場所 法然院本堂(京都市左京区鹿ヶ谷)

募集人員・・・ 200名    
参加費用・・・ 1,000円(当日)

基調講演 
  「“古事の森”をつくる心」   立松和平

パネルディスカッション
  「21世紀を“緑の時代”に」
  パネラー
   立松和平
   梶田真章(法然院貫主)
   石出和博(建築家・NPO法人森をたてようネットワーク理事長)
進行   
   天野礼子(アウトドアライター)

お申し込みは下記のフリーダイヤル、FAXまたはホームページから
Eメール  info@mori-net.org
TEL 0120-55-2486  FAX 075‐257-3074
ホームページ http://www.mori-net.org/
(住所・氏名・電話番号を書いてお送りください。)

<後 援>
林野庁近畿中国森林管理局  北海道  京都市  (社)京都モデルフォレスト協会  日本経済新聞社
京都新聞社  きょうとNPOセンター  NHK京都文化センター  京都北海道クラブ  ハウジングオペレーションInc.

<主催> NPO法人 森をたてようネットワーク

詳しくはこちら

2007年6月 5日

林業“三題”

林野庁近畿中国森林管理局を民間が借りて行う勉強会と、民主党の「森林・林業再生プロジェクトチーム」が真庭市で行うシンポジウムの案内に加えて、最近の緑資源機構問題を考える。

6月6日(水)PM1:00~5:00
勉強会「“日本林業再生”へ動くために」

6月9日(土)PM5:30~7:30
シンポジウム「“林業再生”への提言―21世紀は緑のエネルギーで生きよう」

「緑資源機構」問題について

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2007年4月13日

ドイツ林業から学ぶ

 3月に10日間かけて、ドイツの「黒い森(シュバルツバルト)」周辺の林業を勉強しにゆきました。

 かつて明治維新時に日本は、森林政策をドイツに、議会や憲法はイギリスに、河川政策はオランダに学びました。
 当時のドイツは産業革命のエネルギーの一つとしても「黒い森」のモミの木を使ったことで森林が消滅寸前で、人工林を、経済効率を優先して成長の早いトウヒ(針葉樹)に変えてしまうなどの政策を取っていました。

 しかしその後、近年はその政策の見直しがなされ、本来の「黒い森」に一番たくさん生えていたモミの木を植えたり、「エコロジーであることはエコノミーである」という思想が森林経営に生かされています(アメリカでレスター・ブラウンさんがやはり「エコエコノミー」という言葉を使っています)。

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2007年3月 9日

南ドイツへ、林業の勉強会に行ってきます

3月10日から21日の予定で、南ドイツへ林業の勉強に行ってきます。

詳しいスケジュールと視察テーマは以下のようです。
帰国後、報告します。

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2006年12月13日

NHKラジオ放送をテープ起こし

11月11日AM4:00からの「ラジオ深夜便・こころの時代 “山仕事”ピンチをチャンスに」を、NHKにテープをもらい、テープ起こししました。

12月13日より、私のホームページ“あまご便り”に載せているので、読んでください。

2006年2月25日

“緑の時代”へバス走る

 2月18日は、久しぶりにバスガイドをやりました(数年前までは、国会議員を各河川に案内していました。自民党の元環境庁長官鯨岡兵輔さんにバスの中で2回弁当を食べさせた時は、「こんなことをするのは天野礼子だけだよ」と本人から笑われたものでした)。

 バスの前に書かれた当日の一行名は「“緑の時代”をつくるために」。私以外の乗客は全員高知県民。県・森林局からは局長以下6名、県・産業技術委員会からは委員長以下2名、県・森林技術センターは次長以下2名、県・工業技術センターは次長。他のジャンルは、「JAとさかみ」を中心とした農業関係者。林業関係者。会社社長。

 行き先は岡山県真庭市の「集成材のコストカット世界一」と「日本で初めて自社の電気を木質バイオマスで発電し、電力会社にも売っている」ことで有名な銘建(めいけん)工業と、ビニールハウスの暖房を木質ペレット(銘建工業製)でやり始めたイチゴ農家。

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Profile

天野礼子(あまの・れいこ)

-----<経歴>-----

アウトドアライター。
1953年、京都市生れ。
中、高、大学を同志社で過ごす。
19才より釣りを始め、文化人類学者の今西錦司博士の主宰された「ノータリンクラブ」に属して、国内外の川、湖、海辺を釣り歩く。
26才より小説家、開高健に師事。
1988年には師と共に長良川河口の堰建設反対に立ち上がり、「ダムは不用」の国民世論に育て上げる。
近年は「川を再生するには森を生きかえらせることが必要」と“森仕事”へ視野を広げて、日本の森から材が出る社会システムを作り直すことを各地で提案している。
京都大学が2003年に構築した「森里海連環学」の普及もお手伝いするため、高知新聞社と山陰中央新報社でカルチャー教室「自然に学ぶ“森里海連環学”」を続けている。
2001年より、高知県・仁淀川の源流にも家を借り、有機農業普及のための「高知439国道有機協議会」を07年に立ち上げて、事務局長を務めている。08年7月に養老孟司氏らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立した。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.uranus.dti.ne
.jp/~amago/


長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
http://nagara.ktroad.ne.jp/

公共事業チェックを求めるNGOの会
http://kjc.ktroad.ne.jp/

日米ダム撤去委員会
http://damremoval.com/

市民版憲法調査会
http://www.kenpou.com/

-----<著書>-----


『“林業再生”最後の挑戦』
2006年11月、農山漁村文化協会


『だめダムが水害をつくる!?』
2005年10月、講談社+α新書


『「緑の時代」をつくる』
2005年5月、旬報社


『ダム撤去への道』
2004年5月、東京書籍


『日本の名河川を歩く』
2003年7月、講談社+α新書


『市民事業』
2003年4月、中公新書ラクレ


『ダムと日本』
2001年2月、岩波新書

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