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自然に学ぶ「森里海連環学」のすすめ »

2012年、皆様のご多幸をお祈りします。

3.11震災後は毎日TVを見て、「自分に何ができるか」を考えていました。08年に養老先生とつくった「日本に健全な森をつくり直す委員会」としてのお見舞いを6月に林野庁の協力で実行。岩手県の吉浜地区に入ると、明治期以降の3度の大津波の教訓から、集落を高台に移していたのが功を奏し、被害者が出ていませんでした。その後、石巻に行くと、外材を輸入するため県などが埋め立て地に造った工業団地に入っていた「セイホク」で被害が甚大でした。

ニコルさんより、宮城県東松島市の「復興高台移転」に委員会として力を貸してほしいとの依頼があり、林野庁が菅直人前総理の支援で進めている「復興の中での木質バイオマスシティづくり」をここで進めればよいと思い、進めています。

09年に委員会が協力して林野庁がつくった「森林・林業再生プラン」の"川下"を考えるため、養老先生の「現代の"参勤交代"論」を「二地域居」政策として追求しようと、「島根県高津川流域の皆さまにお薦めしていた「総合特区」が、当選しました。

「関東大震災並みの大地震が来たら、日本人が鬱になって、また戦争に向かわないか?」が養老先生の心配事でした。「意外と早く来てしまった地震に加えての原発事故が日本人を賢くした」と、いつか思いたいものです。

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

自然の循環サイクルにあって、エネルギーの果たす役割は大切であり、生物を育み、生物を育む栄養源となって、生物が存在する無限循環サイクルの本源となっています。

エネルギーは生物が生物として存在し得る源であるのに、いつの時代からか、文化的生活を送る糧すなわち熱源、灯りとなり、文明道具をつくるものとしてなくてはならないものになっています。

核はこの自然界における循環サイクルの巨大な熱源ではあるが、太陽と同じように恒常性を本質としており、循環サイクルに対応せず、エネルギーを発散し続けるのです。現在の技術では制御不可能であり、気の遠くなるような年月がなくては収束しません。

このようなものは人間社会に無用なものと言うより、取り返しのつかない滅亡を招くものであり、人類存続の論理に相反するものと言う意識がマスコミのなかに育ちつつあることは好ましいことです。このような時代的要請もあり、今後急速に自然循環サイクルに注力される天野さんたちの行動が広がっていくことを期待しています。

>「復興の中での木質バイオマスシティづくり」

 ここで言う,「木質バイオマス」なるものに懸念を抱いております。
 本来、温帯から,亜寒帯までの自然界に,余剰の有機物はありません。土中の有機物量は熱帯雨林で最も少なく、温帯亜寒帯ではやや多い程度です。例外はシベリアなどの極北地域だけです。この地域では,わずかに生産されるこけなどが分解されることなく大量に眠っています。
 あなたがよく行かれる山地で観察してください。土中の腐植はそんなに多くありませんね。それは,原生林であれ、里山であれ、自然林であれ同じことなのです。つまり、自然界で生産されるものは,自然界に返すべきなのです。それを人間が大量に収奪して燃やしてしまえば、自然界は痩せます。バイオマスとはまさに自然界からの収奪なのです。自然界の有機物は自然界で,バクテリアたちが分解して栄養塩を供給することで生産と消費の循環が既に完了しているのです。化石燃料は,その自然界で、微生物が分解できない有機物なのです。だから人類は利用できるのです。皮肉ですね。
 バイオマスは,禁止すべきです。

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Profile

天野礼子(あまの・れいこ)

-----<経歴>-----

アウトドアライター。
1953年、京都市生れ。
中、高、大学を同志社で過ごす。
19才より釣りを始め、文化人類学者の今西錦司博士の主宰された「ノータリンクラブ」に属して、国内外の川、湖、海辺を釣り歩く。
26才より小説家、開高健に師事。
1988年には師と共に長良川河口の堰建設反対に立ち上がり、「ダムは不用」の国民世論に育て上げる。
近年は「川を再生するには森を生きかえらせることが必要」と“森仕事”へ視野を広げて、日本の森から材が出る社会システムを作り直すことを各地で提案している。
京都大学が2003年に構築した「森里海連環学」の普及もお手伝いするため、高知新聞社と山陰中央新報社でカルチャー教室「自然に学ぶ“森里海連環学”」を続けている。
2001年より、高知県・仁淀川の源流にも家を借り、有機農業普及のための「高知439国道有機協議会」を07年に立ち上げて、事務局長を務めている。08年7月に養老孟司氏らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立した。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.uranus.dti.ne
.jp/~amago/


長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
http://nagara.ktroad.ne.jp/

公共事業チェックを求めるNGOの会
http://kjc.ktroad.ne.jp/

日米ダム撤去委員会
http://damremoval.com/

市民版憲法調査会
http://www.kenpou.com/

-----<著書>-----


『“林業再生”最後の挑戦』
2006年11月、農山漁村文化協会


『だめダムが水害をつくる!?』
2005年10月、講談社+α新書


『「緑の時代」をつくる』
2005年5月、旬報社


『ダム撤去への道』
2004年5月、東京書籍


『日本の名河川を歩く』
2003年7月、講談社+α新書


『市民事業』
2003年4月、中公新書ラクレ


『ダムと日本』
2001年2月、岩波新書


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