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祝・政権交代!"八ツ場ダム中止"と"ダム撤去"

国交省が、予定している入札をペンディングにするということが起こりました。政党がマニフェストに書き込み、政権が交代すれば何ができるかを国民は見たと思います。

今回民主党がマニフェストに書き込んでいた「川辺川ダムと八ツ場ダムの中止」は、大きな予算を減額できるという見た目の効果はありますが、実際にトータルすると、あまり減額ではないかもしれません。従って、経済効果だけでダム中止を見ては本質を見失います。

鳩山さんの「ダム中止」は、彼が2000年に私に依頼して「公共事業を国民の手に取り戻す委員会」を代表の特別諮問機関として発足させた時からの路線で、2000年11月1日に、この委員会が作った報告書「緑のダム構想」を持参して川辺川現地入りをされた時に始まっています。

民主党はその委員会と共に、コンクリートのダムに依らず、「緑(森林)のダム」をつくって治水しようと決めたわけです。

「ダムに依らなくても治水はできる」「利水上もこれ以上の水資源は必要ないにもかかわらず、"多目的"と称してダム造りが続けられたのは、政官財癒着腐敗の図式にあった」「ダムによる自然破壊は、ダム造りが始まった頃に予想されていた被害に比べて大きすぎる」ことが、ダムが中止される理由です。

オバマ政権と民主党の今のところの違いは、日本の民主党はまだ従来の公共事業に代わる「グリーン・ニューディール(緑のたて直し策)」を提案できていないことです。
「ダム中止」では予算が減額するだけですが、「ダム撤去」なら、新たな公共事業が発生します。それがグリーン・ニューディールです。そしてその工事代金がどこから捻出できるかが問題でしょう。

社民党の福島党首は「軍事費の削減」に目をつけておられます。これも巨額です。アメリカの傘の下にいるのに今ほどの軍備をしているのは「アメリカに買わされているだけ」とも見えます。「グリーン・ニューディール」で、経済をまわしてゆく策を考えることが、日本民主党の急がれる仕事と思います。

私自身は、「軍事費を減額すれば、いろいろなことに使えるのに・・・」と思っている一人です。

10月18日には仲間たちと、以下のように「長良川救済DAY」という長良川河口堰撤去の提案を実行します。

「長良川河口堰撤去の金はどこから捻出するの?」
手厳しい「The JOURNAL」の視聴者からまたまたつっこまれそうですが、そんなことは政治家が考えるべきことでしょう。アメリカのオバマさんがやっていることが日本にできないとは思えません。

私自身が関わった事例では、四万十川に唯一ある家地川堰撤去のための1999年の運動時に、「ダムを撤去すれば天然アユが復活して、それだけでも年間36億円の経済効果が生じる」と科学的に試算されていました。                        


「2009.長良川救済DAY」
政権交代、成立!
「長良川河口堰撤去が、日本版"グリーン・ニューディール"となる」 
                                 
 アメリカでは、オバマ大統領の「グリーン・ニューディール」に、"ダム撤去"が含まれています。
 日本でも、"昭和の国引き"と若き日の竹下登が進めていた島根県中海の干拓が今春ようやく「中止」されて、干拓予定地を仕切っていた森山堤防が、28年ぶりに取り壊されて通水しました。
 これは、7億円をかけた農水省の"自然再生事業"です。
 来年2010年は、名古屋で「生物多様性条約締結国会議」が開催されますが、農水省はすでに「生物多様性戦略」を発表し、そこには「不適切な農薬・肥料の使用、経済性や効率性を優先した農地・水路の整備、埋め立て等による藻場、干潟の減少など一部の農林水産業の活動が生物多様性に"負の影響"を与えていた」と書かれており、なんとそこには、諫早水門閉め切りの写真が載せられています。長良川河口堰の次には、諫早水門の撤去をめざしましょう。正しく"公共事業"を使う事例を重ねるのです。
 
 長良川河口堰は、竹下サンが総理になった時に、金丸サンが田中角栄総理時代に建設大臣であった時の計画を再び動かして強引に完成させてしまった事業であったと今では知られている、「無駄な公共事業」の典型でした。金丸の金の延べ棒が発見された時、朝日新聞が大成建設と鹿島建設が金丸建設大臣を仲介にかつて、長良川河口堰について談合をしていたと報道していました。
 その河口堰が日本中の反対にもかかわらず完成し、社会党建設大臣の判断によって、1995年7月に閉じられてから、14年。長良川河口堰の反対運動が1988年に再燃してから21年目のこの秋、"政権交代"もなしとげられ、私たちは「死につつある長良川」を救うために、いよいよ結集します。

主催 長良川河口堰建設に反対する会

後援 公共事業チェック議員の会
    (財)WWFジャパン

「2009.長良川救済DAY」企画(案)

日時 2009年10月18日(日)13:00~17:00
   (前日10月17日(土)には「水郷水都全国会議・桑名大会」が同地で開催されます)

場所 三重県桑名市役所 5階大会議室(桑名市中央町)


① 河口堰運用で、長良川は今?
・「死につつある長良川」  
  粕谷志郎(岐阜大学教授)                  
 ・「河口堰も木曽川導水路も、血税の無駄使い公共事業にすぎない」            
   武藤仁(「長良川に徳山ダムの水はいらない市民学習会」事務局長)

② "ダム撤去"がアメリカの「グリーン・ニューディール(やり直し策)」
 ・アメリカ 「"グリーン・ニューディール"としてのダム撤去」      
   アメリカン・リバース                         

③ パネルディスカッション  
 「日本のダムの点検をどのように進めるか?」       
 今本博健(第1次「淀川流域委員会」委員長・京都大学名誉教授)
 宮本博司(第3次「淀川流域委員会」委員長・元河川官僚)
 沖 大幹(東京大学「生産技術研究所」教授)
 五十嵐敬喜(法政大学教授)
 進行役 
  天野礼子(「長良川河口堰建設に反対する会」事務局長・アウトドアライター)
                 
④ 政治家のリレーコメント(交渉中)                           
・北川石松(元・環境庁長官)「長良川河口堰を撤去し、長良川を救済せよ!」         
・菅 直人(副総理・国家戦略局担当相)「民主党は"ダム撤去"をグリーン・ニューディールとする」
・田中康夫(「新党日本」代表)「"脱ダム"と"ダム撤去"が21世紀ニッポンの要求である」
・亀井静香(「国民新党」代表)「私がつくった"自然再生推進法"が河川をよみがえらせる」


⑤ 全国河川からのリレー報告                               


<筆頭呼びかけ人>    北川石松(長良川河口堰建設に反対した元・環境庁長官)     

<実行委員長>      今本博健(第1次「淀川流域委員会」委員長・京都大学名誉教授)

<実行委員> 
五十嵐敬喜(法政大学教授・公共事業論) 
保母武彦(島根大学名誉教授・経済学)      
大熊孝(新潟大学名誉教授・河川工学)  
天野礼子(「長良川河口堰建設に反対する会」事務局長)

<呼びかけ人> 
C.Wニコル(作家)         
立松和平(作家)    
夢枕獏(文筆業) 
尾池和夫(財・国際高等研究所所長)   
近藤正臣(役者)    
辰野勇(株・モンベル会長)         
村上康成(絵本作家)
雁屋哲(「美味しんぼ」原作者)   
菅直人(民主党代表代行)       
志位和夫(日本共産党委員長) 
岡崎トミ子(参議院議員)
金田誠一(前・衆議院議員)      
福山哲郎(参議院議員) 
近藤昭一(衆議院議員)  
辻元清美(衆議院議員)  
保坂展人(前・衆議院議員)
稲見哲男(衆議院議員)
鈴木英幸(元・自治労政治政策局長)  
塩原洋光(元・建設大臣野坂浩賢政務秘書官)         
福山真劫(「フォーラム平和・人権・環境」事務局長)     
山内克典(岐阜大学名誉教授)        
粕谷志郎(岐阜大学教授)   
千代延明憲(第2次・第3次淀川流域委員会委員) 
村瀬たけの        
大森恵(「長島・河口堰を考える会」代表)
加藤良雄      
成田正人 (桑名市議会議員)
堀敏弘   
高木久司(「長良川河口堰建設に反対する会・岐阜」代表)

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この一覧は、次のエントリーを参照しています: 祝・政権交代!"八ツ場ダム中止"と"ダム撤去":

» 【無駄遣いの象徴】CHANGEを実感させる為にも八ツ場ダム計画は中止されるべきだ!【ダム官僚涙目】 送信元 ステイメンの雑記帖 
 16日にも発足する鳩山新政権を見据えて、ミュージカル省が八ツ場ダム本体工事の入札を凍結したようであるが、これは 当然の処置 である!  何故ならば、入札... [詳しくはこちら]

» ダムの自然に及ぼす悪影響について 送信元 jlogue
学生の頃、好きだった作家が、開高健、CWニコル、椎名誠、野田知佑。 ということもあり、ダム→反対 と無条件に結びつくのですが、八ツ場ダムの議論において、自... [詳しくはこちら]

コメント (19)

■コメント投稿について編集部からのお願い

《THE JOURNAL》では、今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくため、コメント投稿にルールを設けています。はじめて投稿される方は、投稿の前に下記のリンクの内容を必ずご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

[「緑(森林)のダム」をつくって治水しよう]

[「グリーン・ニューディール(緑のたて直し策)」]は急務を要する必須の政策である、と思います。「米の自由化」論争以来、棚田の零細窮乏農家を、日本の治水のためだ、とデマを飛ばして、脅迫し、困苦に縛り付けてきた「米の自由化」反対論者のデマゴーグ達を、現実的に粉砕するためにも、是非とも必要な施策です。予算など心配するには及びません。民主党は奥の手を使って、捻出するでしょう。捻出しないといけません。民主党の存在理由ですからね。

選挙も終わり、間もなく民主党による「政権交代内閣」が生れると言うとき、長野県では浅川ダムの調印が行われた。

信濃毎日新聞に載った記事を敢えて全文載せる。
この新聞の記事はすぐに消滅するので、証拠として。

「県は10日、長野市の浅川上流部に計画している穴あきダムの本体工事の入札を公告、入札手続きを開始した。年度内に契約、着工し、2016年度の完成を目指す。ダム建設に反対する市民団体などは、民主党が「公共事業見直し」を掲げていることも踏まえ、入札を見合わせるよう求めていたが、県は「粛々と進めていく」(村井知事)としている。

 入札参加の資格要件は3社による共同企業体(JV)とし、価格のほか、業者からの技術提案なども加味して落札業者を決める「総合評価落札方式」とする。JVを対象に技術提案のヒアリングなども行い、11月13日に入札価格を、同16日には価格にヒアリングの結果などを加えた開札状況を公表する。

 最終的な落札者は11~12月中をめどに決定。12月または2月県会に契約議案を提出する。工期は契約日から17年3月10日までとしている。

 ダムは高さ53メートル、上部の幅165メートル。ダム本体と周辺の地すべり対策などを含む事業費は、国の補助を含め約180億円を見込む。

 浅川ダムをめぐっては、田中康夫前知事が02年6月に建設工事中止を表明。その後、06年の知事選で当選した村井知事が07年2月、治水専用の穴あきダムとして建設する方針を表明した。」

以上

さてこの記事には書かれていないが、村井知事は「民主党も浅川ダム建設に賛成したのだから」と自信を持っている。

考えてみれば田中康夫氏が長野県知事の時、鋭く対立したのが、この浅川ダムである。
それ故に村井知事としては何が何でも建設を進めると言うことだろう。
長野県民主党は、これに対してどう国政での民主党中央の考えと整合性を作るのか?
中央は中央、長野は長野で我が道を邁進するのか?
はっきりと態度を明確にして欲しい。
県議会で形だけ反対の言をろうしても、県民は見抜くと言うことを知るべきである。

来年は長野県知事選挙の年、また来月はこの村井県政の陰の主人が居座る長野市長の選挙の時である。

この2つの選挙に対し、長野県民主党はどう対峙するかで真価が問われる。

八ッ場ダム、川辺川ダムは、公共工事というものに対する、国民の考えを映す試金石になると、思われます。地元の方の状況が、マスコミで放送されていますが、道路と、鉄道と、生活資金を、セットにされて、やっと踏ん切りがつき、新しく一歩を踏み出そうと言う時でしたから、とても苦しいでしょう。しかし、民主党が、「コンクリート」から「人」へ、を掲げたように、本当に必要なのか、安全性は確かなのか、検証した上で、「代替案」を出さなければ、住民は、納得できないでしょう。中止した方が、お金がかかる可能性もあると言われていますが、ダムを作らないことで、これだけのことができると、わかりやすく見せることが、必要です。それが、計画されている、無駄な公共事業を辞めさせることに、つながり、泣かされている住民を救うことになります。八ッ場の地は、地熱、間伐材
や、植物繊維を使った、エネルギーを創出できる可能性があります。土建産業から人材をシフトできるお手本になりえます。民主党の方たちは、ちゃんと動いているでしょうか?これから起こるであろう大混乱に対して、まず、地方から、足場を固めて欲しいです。

天野礼子 さまの

> 私自身は、「軍事費を減額すれば、いろいろなことに使えるのに・・・」と思っている一人です。

という意見に対して、なぜ5兆円の防衛費が必要なのか、極めてわかりやすく どう説明するか、
けっこうむずかしいのではないかと思いますね。(笑
たとえば、中学生にすら分るように かみ砕いて どう説明する か。 「なるほど、だから 5兆円の防衛費が必要なんだ」、と 思わせれば勝ち、そう思ってくれなければ負け。

天野礼子様

> 民主党はその委員会と共に、コンクリートのダムに依らず、「緑(森林)のダム」をつくって治水しようと決めたわけです。<

 「緑(森林)のダム」は、治水だけではなく、光合成の際に二酸化炭素を吸収しますので、新しい「多目的ダム」として有効ではないでしょうか…。

 その点「コンクリートのダム」は。緑(森林)を破壊するから、二酸化炭素の吸収量が減少しますよね。

 素人考えですが。「緑(森林)のダム」と「コンクリートのダム」二酸化炭素の削減効果についての利害を、八ッ場ダムの例で、試算できないでしょうか?

 因みに、コンクリートダムを造るのが公共工事であるならば、植林。造林も公共工事と見なすことができるはずですよね。

 利害関係者を説得するには「感情」よりも「勘定」を優先させるのが、古来、交渉の鉄則かと思います。 

こんばんわ。

「始めてしまったら止めることはできない」

第2次世界大戦ですか?

「途中で悪いと気がついたらやめる」

困難とは思いますが、われわれ大人は、子供にやってみせる事が必要でないですか?

天野礼子様

> 私自身は、「軍事費を減額すれば、いろいろなことに使えるのに・・・」と思っている一人です。<

 古来、政の基本は「食を足らわし、兵を足らわし、民にこれを信ぜしむ」ことにあるといわれていますので、安全保障は国民の生活にとって大切な要素であり、単に軍事費を削っていろいろなことに使うというのは納得し難いと、私は思量します。

 従って、食料を確保するための予算が優先されることは勿論ですが、軍事費を削っても、安全を保障できる方策を考える必要があると、私は思量します。

 日蓮聖人は『立正安国論』の中で「汝須らく一身の安堵を思うならば、先ず四表の静謐を祈らん者か」と説いていますが、国の安全を軍備拡張や特定の国との同盟関係の強化に頼らず、潜在的な敵国を含めた国連中心の集団安全保障の体制を確立することが『立正安国論』を具現化することに繋がると、私は思量します。

 現在の、国連の実態は『立正安国論』の理想像からかけ離れているとは思いますが、減額した軍事費は国連中心の安全保障体制を理想像に近づける運動に優先的に回していただきたいと、私は思量します。 

シロウト一般人の疑問です。。
あそこまで自然を一旦壊して半ば出来上がっているダム工事を中止するということは、これからあのコンクリや人工物をまず取り除く作業が始まるということでしょうか?そうして、そこに植林などをして山なり自然なりを取り戻すということでしょうか??私も今時ダムなんてという考えを持っているのですが、あそこまで出来上がっていて、尚かつやっと住民の心も変わって来た段階で変更するということは、それ相応の計画がなければならないと思うのですが、まだどういうことなのか全然わからないので気になっています。例えば、温泉地だから地熱発電所なぞが出来たらいいのではないかと思ったりもしています。(地理的なことは不明なままの意見です。)

また、林業中心の山以外については、山脇昭さんの本を読んでその土地にあった植林をするのがいいと思っていたのですが、最近は本当の山を育てるのには、植林してはいけなくて自然に芽吹いた?ものが育って行くのが正しいと言う意見も知りました。
最近の山崩れなどを見たりして、これは単一植林の影響なのではないかと気になっていたので、実際問題どうなのでしょうか?
身近な山や森など木々の有り難みをヒシヒシと感じている今日この頃、正しいのはどういう状態なのか知りたいと思っております。

追加です。
前々から気になっていたことのひとつとして、安易なネーミング?があります。
日本版「グリーンニューディール」こども「ニューディール」とか、、、日本の国の政策は、日本独自の名称を考えた方がいいのになと思うのですが。出来れば、日本語がいいですね。。

何度もすみません。
山脇昭→宮脇昭 です。

悪名高き福井県の「足羽川ダムの一件」を、誰も思い出さないらしい。

ダム反対派や野党連中が「ここは水害なんか起こらないからダムなんか必要ない!」と言ってダム反対していた矢先に大雨で福井県足羽川流域に多大な影響被害を与えた一件が、たかが5年前のはずなのに、誰も覚えていないようだ。

「効果が見込めないから中止!」

はい、そうですね。

で、あれば、今まで移転した・苦労を覚えた等等の住民諸氏に格別な補償が頂ける事でしょう。

それこそ「ダムが来る前までに戻す」くらいのね。

今まで作った構造物はすべて撤去、移転してしまった住民を呼び戻し、官民挙げての川原湯温泉振興策とまぁ・・・・

「党のエゴ」で政策立案するのは良いけど、そのエゴに振り回される住民については「理解せよ、金は出す」ってだけじゃぁ、旧来の自民党政治と何が違うのかね?
八ッ場ダムに関しては、むしろタチが悪いわ。
「移転ありき」でここ10年近く生活していたにもかかわらず、「もうダム辞めますから」で処理されちゃあなんだか。

民主党が、どれだけ「排除の論理」を大事にしており、小市民の意見を「党のマニフェストのため」に封殺するかというのがわかろうというもの。

八ッ場ダムに現在反対しているのは、長野原の住民以外の「ダム嫌い」だけなのに、民主党は何を勘違いしているのか?

群馬県知事 「地元住民や関係市町村、一都五県の意見を聞くことなく建設中止したことは言語道断で極めて遺憾。」
埼玉県知事 「民主党の公約そのものがルールを無視したもの。」
東京都知事 「基本的に建設反対に反対。7割もできているプロジェクトをやめる意味は、理解できない。」
立地予定の群馬県を除く周辺の1都4県の知事は、中止の際には支出済みの負担金約1500億円の返還を求めることで一致した。
治水の必要性は、河川の流域に住んでおらず、浸水被害を経験したことのない鳩山由紀夫には実感はないはず。
後始末をどうするのか、例えば、既にできている高さ約100mの巨大な複数の橋脚は、撤去するのか放置するのか具体策を示さなければならない。

八ッ場ダムの地元住民には、今までどれだけの補償金が支払われているのでしょうか?
代替え住宅の豪華な様子はテレビでも、外観、内部とも放映されている。
テレビ局はこれを見せつける目的ではないようだが、本当に目を瞠らせるほどであると、思ったのは我が家族全員ではないと思う。反対運動に参加している連中の多くの服装も、失礼ながら田舎にしては上等である。
どれだけの補償金が今まで支払われ、今後も支払われるのだろうか?

2005年は同じマニフェストで民主が負けている。民意なんてそんなものだ。

八ッ場判決を良く読んで勉強せよ。

公共工事を選挙の度に変えるな。偽メール前原がうすら笑いで民意だ、中止だ、なんて軽々しく言えるもんじゃない。原理主義者は顔洗って出直して来い。

これが民主主義なのです。
民主主義は手間暇がかかり、無駄や試行錯誤の多い制度ですが、イギリスのチャーチルも言っているようにこれに勝る制度は今のところ無いのです。

民主党はゼネコンがピンはねするコンクリートから人へ投資すると言っているように大きなパラダイムの転換を模索しているのである。
この点では民主党はマニフェストに掲げたようにダム建設中止の方向に行くべきである。

しかし、為政者となった民主党には用意周到に準備をして中止を表明すべきであった。
建設を推進してきた国土交通省の小役人たちに現時点でやらしたのはまずかった。
面従腹背の輩であり、手続きを事務的に行えば地元の反感を招くのは必然である。
地元は、振興策としてダムと温泉を中心とした観光を考えているようであるが、ダム建設で破壊された自然の回復のようなテーマでもこれからの時代に沿ったおきなテーマになり得るのではないか。

民主党よ、タフネゴシエータになれ。
お題目どおり小役人に命令しても、面従腹背であることを弁えて発言しなさい。

>民主党よ、タフネゴシエータになれ。

完全同意。もっと言うと八つ場・川辺川の問題に明快な道筋を作れるか否かで現大臣の前原氏の歴史的評価が決まると言っても言い過ぎじゃないでしょう。

下筌・松原ダムにおける室原知幸を説得した九地建担当者のケースが今回の問題においては参考にになると考えます。
さながら『もやいなおし』を地で行く困難かつ難解な仕事にはなりますが、「公共事業は法にかない、理にかない、情にかなうものでなければならない。」とする室原氏の言葉を今こそ実践しなければいけません。

八ッ場ダムは、流域の知事が全員、賛成しているんでしょ?地域の代表である知事の意見も聞かずになぜ反対なんですか?反対の人は洪水の危険がある川の近くに住んでいるんですか?ダムの洪水防御の効果に無関係な人が反対する権利などないでしょう。川辺川ダムのように都合のいいときにだけ知事の反対を利用している。自然環境が大切なことはみんな同じ。常識です。自分たちだけが正義の味方であるという感覚が理解できません。意見の違う他者(ダム?)を貶めることで自己をヒーロー化しようとしているように見えます。法政の先生も入っているのに情けないです。理解が浅すぎる。やり過ぎるとマスコミを利用した扇動、場合によっては犯罪の危険があるから注意して下さい。他国では独裁者も民主主義の中で生まれたのですから。このような活動を試みるなら、科学的な思考ができるようなページにして下さい。緑のダムで安全が守れるというならなら科学的に証明してから主張すべきこと。その前に誰かの安全や財産を守ろうとする事業にうんぬんいう資格などない。実験でもしたのですか?環境と生活と、安全と、バランスをどう取っていくか、その現実的な方策は何か、一番、困っている人、洪水の危険にある地域の人の立場から議論できないのなら、言葉の暴力、扇動活動に終わってしまいます。思い込みでない、客観データと事実に基づく合理的なアプローチを期待します。思い込みを集団的に押しつけること止めましょう。

ダム撤去などと本気で言っているのか。人命をどう考えるのだ。もっと責任あるコメントをのせるべきだ。ダムなしで堤防をどこまで高くする気だ。墨田区や荒川区などすでに堤防より屋根の高さの方が低い!堤防を高くすれば橋は全部架け直しだ。橋の手前の道路も工事が必要だ。いったいいくらかかるのか計算しているのか。してるなら示して議論してくれ。川底も一雨一雨上がってくる。川沿の住人を危険にさらすことになるぞ。

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Profile

天野礼子(あまの・れいこ)

-----<経歴>-----

アウトドアライター。
1953年、京都市生れ。
中、高、大学を同志社で過ごす。
19才より釣りを始め、文化人類学者の今西錦司博士の主宰された「ノータリンクラブ」に属して、国内外の川、湖、海辺を釣り歩く。
26才より小説家、開高健に師事。
1988年には師と共に長良川河口の堰建設反対に立ち上がり、「ダムは不用」の国民世論に育て上げる。
近年は「川を再生するには森を生きかえらせることが必要」と“森仕事”へ視野を広げて、日本の森から材が出る社会システムを作り直すことを各地で提案している。
京都大学が2003年に構築した「森里海連環学」の普及もお手伝いするため、高知新聞社と山陰中央新報社でカルチャー教室「自然に学ぶ“森里海連環学”」を続けている。
2001年より、高知県・仁淀川の源流にも家を借り、有機農業普及のための「高知439国道有機協議会」を07年に立ち上げて、事務局長を務めている。08年7月に養老孟司氏らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立した。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.uranus.dti.ne
.jp/~amago/


長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
http://nagara.ktroad.ne.jp/

公共事業チェックを求めるNGOの会
http://kjc.ktroad.ne.jp/

日米ダム撤去委員会
http://damremoval.com/

市民版憲法調査会
http://www.kenpou.com/

-----<著書>-----


『“林業再生”最後の挑戦』
2006年11月、農山漁村文化協会


『だめダムが水害をつくる!?』
2005年10月、講談社+α新書


『「緑の時代」をつくる』
2005年5月、旬報社


『ダム撤去への道』
2004年5月、東京書籍


『日本の名河川を歩く』
2003年7月、講談社+α新書


『市民事業』
2003年4月、中公新書ラクレ


『ダムと日本』
2001年2月、岩波新書


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