稲を植えない“田植え”
高知県の仲間と「高知439国道有機協議会」活動を始め、3年目。
今年からは本山町の吉野川源流の棚田で“無農薬有機米”をつくることにしました。
田岡きよしさんという、町役場を課長補佐で辞めて農業に専従を決めた40代をリーダーに、5月16日(土)、64歳から2歳までの、高知市と香川県丸亀市の20人が集まりました。
田に緑の苗を植えると思って集まった面々がビックリ。「紙マルチ」といって、2週間ほどで水に溶ける黒い紙に、5百円玉大の稲が何粒か入っている透明のところがつくってある1.6m幅のロール紙を、田んぼに敷きつめてゆくだけというのです。
「再生紙マルチ水稲直播栽培技術」という手法で、これを田岡さんは2月13日の全国農業新聞で見つけました。
私たちは今年から田んぼをやろうと今年決めたので、無農薬有機稲作に必要だった「秋処理」というのができませんでした。田岡さんはそのため、「この手法でやってみよう」と提案してくれたのです。
詳しい当日の模様は、この棚田の活動を紹介しているブログが、「高知439国道有機協議会」のHPにあるので見てください。
香川県丸亀市で学習塾を営む越智広二こと“天狗”が美しい写真と一緒に展開しています。







コメント (3)
私は昔「しろさぎ」の町に住んでいたのですが、一羽死に二羽死にを続けて数十年前に全く姿を消しました。最近「トキ」の話題やニュースが流れて、本土でもたんぼで餌をついばむ姿をみて、最近の水田はかなり農薬を使わなくなったのだと感心しています。「トキ」のことを取り上げるニュースの方も「トキ」が何故自然に生存できるようになったのか、かつての「農薬行政」から「無農薬/低農薬」意識改革が進んでいることを取り上げて欲しいと思っております。
最近はあちこちで「蛍」が復活しているのも同じ話です。
投稿者: WL1の風 | 2009年5月21日 17:58
「田んぼの生き物調査」というのが全国でなされていますよね。農薬を減らしていっているので、「生きもの」がよみがえっているということを調査して、お百姓が“減農薬”に励んでくれるようにということだと思うのですが、私はやっぱり“無農薬”までがんばってほしいと思っています。
「しろさぎ」「蛍」「トキ」「コウノトリ」「おたまじゃくし」など“生き物調査”の指標になっている生物は、人間の言葉がしゃべれないけれど、「できたら減農薬でなく、無農薬の畑や田んぼでエサをとりたい」と願っていると思うのです。
お百姓が、“減農薬”までしかやらないのは、“無農薬”で今と同じ収量が上がるか自信がないとか、草取りに手が掛けられないとか、そんな理由だと思います。「安全」ということで両者を選べば、どちらを取るべきかということは、近頃“無農薬野菜”がマーケットで高価値があることからもわかっているでしょうから・・・。
私が事務局を務める「高知439国道有機協議会」は、高知県本山町で無農薬有機農業を展開して10年という山下一穂さんをアドバイザーとしています。
山下さんは「超かんたん有機無農薬」という本でデビューし、最近は「これでどうじゃ」というDVDも出しているので、「439」のHPを覗いてみてください。
35年の経験者の居並ぶ農水省の「全国有機農業推進委員会」の委員の中で唯一、10年の経験で正論をはいています。その委員会の先輩方からは「新人類」と呼ばれている男(ひと)です。
「“無農薬”はそんなに難しくない」と彼を見ればわかります。
「田んぼの生き物調査」は今は農協によって“減農薬”の証明のように行われてしまっているけれど、本当は“無農薬”へ向かう「灯台」であることを、もっと各紙で書いてもらいたいと、私も思っています。
投稿者: 天野礼子 | 2009年5月22日 19:21
天野さん
天野さんの自然保護という高邁な問題意識とご活動には、高く敬意を表します。
この記事への参加者の投稿に対して補足説明を投げ掛けれらる丁寧さというか真摯さにも敬意を表します。
一層のご活躍ををお祈り致します。
以上に続く私の所感は、「柿木村の斎藤君」のページで・・・。
CrazyDog
投稿者: CrazyDog | 2009年6月 4日 15:28