Calendar

2009年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

« 週刊現代50周年に“有機市民農園”をルポしました
メイン
森をつくり直す? »

ダムが止まり、道路が止まる。4.25「無駄な公共事業見直しを実現する全国大会」へ。

3月31日の夕刊から4月1日の朝刊各紙では、国土交通省が全国で18路線の国道工事を凍結したことと、同じ国交省の河川局事業では、淀川水系大戸(だいど)川ダム計画が凍結されたことが発表されました。

「“動き出したら止まらない”という従来の道路建設の常識を覆した」と朝日は書きます。一方、同じ新聞紙上では、アメリカでオバマがクライスラーに、「30日以内にフィアットと提携合意しなければ追加支援には応じない」と最後通告をつきつけています。

日本はまだ、甘すぎるのではないでしょうか。これも同じ日の紙面では、国交省が各地の出先機関庁舎44カ所の新築・改築費用を、自治体には相談なく直轄事業負担金の中に含ませていたことも明らかになっています。

公共事業には、「ズブズブ」の部分があり、それが小沢の西松問題に見られるような政治資金となっているのは、もはやほとんどの国民の知るところとなっていますが・・・。

それでも、今道路を作ることで苦境にある建設会社を救うのだという首長たち。それが首長らの政治資金や選挙時の票となっているからでしょう。しかし、結局は自分たちに遠からずツケがまわってくるのだと、そろそろ地方自治体も住民も考えるべきではないでしょうか。

大戸川ダムでは、「凍結」と言われていますが、「本体工事は」と、わざわざ書かれていたりします。本体工事以外は進めることができるというわけです。また、知事が変わったら反古にされてしまうことは、長野の例を見てもわかります。

4月25日には、わが国の市民も、「無駄な公共事業見直しを実現する全国大会」なるものを開催します。さあここへ、どれだけの党首が駆けつけるでしょうか?

4月25日(土)14時~16時
日本教育会館に、あなたも出掛けてみませんか。千代田区一ツ橋2-6-2

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.the-journal.jp/mt/mt-tb.cgi/2760

コメント (5)

あなたのお詳しい公共事業と政治家の関係についてここで展開されたらいかがでしょう?

>公共事業には、「ズブズブ」の部分があり、それが小沢の西松問題に見られるような
政治資金となっているのは、もはやほとんどの国民の知るところとなっていますが・・・。

知るところになっていませんよ、特捜検察が強制調査しても暴けなかったわけですから
これについてあなたが変わって主張されることを期待します。

まさかその根拠が田中角栄や金丸信が重用した人だからなんて希薄な説明じゃない
ですよね?まさかね、それじゃ出自を問う差別主義者みたいですもの。

あなたが真っ当な論理展開をされればthe-journalの論調大きく変えることができますよ。

【ずぶずぶ】があるのはダム・道路公共事業だけではありません。みんな【ずぶずぶ】なんですね。私は40代ですが、そのくらいの人生経験があれば、そんなことぐらいは普通にわかります。そして、私自身もそんな【ずぶずぶ】の中で生きているわけです。しかし、中には【ずぶずぶ】の中で生きているという自覚のない大人がいます。そんな大人が、小沢が汚いと喚き散らしているのだと、40数年間の人生経験の中で悟りました。私は利権を汚いものだと言うものの言い方が嫌いです。何故なら、利権が汚いものなら、全ての人間が汚いことになってしまうからです。霞を食って生きている仙人でないいじょう、全ての人間になんらかの利権は存在します。実はその仙人ですら、【霞という利権】をめぐって日々争い事をしているに違いないと私は考えています。したがって、自分には利権などという薄汚れたものは存在しなと胸を張って言える【勘違いした大人達】が【既得権益の打破】という掛け声に踊らされ利用されてゆくのだな、と考えるようにしています。小泉構造改革に踊らされた大人達は、そういった種類の人達だったと認識しております。若い人達が踊らされるのは理解出来ます。若い人達はいつの時代だって踊ることが大好きなんですから。天野さんたちの活動が、そいいった他罰観から一歩でも脱却し、本当の意味での世直しになっていくことを、信じ続けております。だから私は天野さんたちも支持することとします。

「ズブズブ」をなくすには、どうすればいいと思いますか?

政治家の冠婚葬祭への出席や電報は、政治家側だけの問題ですか?
無駄な公共事業は、一方で「地方の悲願」として陳情されたものであったりします。

西松の前社長が小沢側からの具体的な便宜供与を否定していたのは御存知でしたか?
西松は「ズブズブ」があると見せかける事で営業活動をしていた訳です。

田中角栄に対して、どんなイメージを持たれていますか?そのイメージの元になった情報は何ですか?田中角栄が道路特定財源をつくった時、将来不要となることを見越して時限立法としたことは御存知でしたか?

全ての公共事業が悪とは言わない、と言いつつ、ゼネコンの金を汚い金と決めつけるなら、キャノンやトヨタのETC利権について、どのような見解をお持ちなのか、お聞きしたいと思います。

>公共事業には、「ズブズブ」の部分があり、それが小沢の西松問題に見られるような政治資金となっているのは、もはやほとんどの国民の知るところとなっていますが・・・。

とは?
さては当サイトすらお読みではありませんね?

天野さんともあろう方に、ワイドショーのお気楽コメンテーターみたいな、事実関係の構図への渇望や有効な批評もない言説を弄してはいただきたくないと存じます。

止める、止めるとうれしがるのは勝手だが、何のために止めるのだ。それでどうする?世のため人のために必要だから税金で事業をしているんだろう。清流で釣りをしたいという思いから止めるのか?

コメントを投稿

※[投稿]ボタンをクリックしてから投稿が完了するまで数十秒かかる場合がございますので、2度押しせずに画面が切り替わるまでお待ちください。

Profile

天野礼子(あまの・れいこ)

-----<経歴>-----

アウトドアライター。
1953年、京都市生れ。
中、高、大学を同志社で過ごす。
19才より釣りを始め、文化人類学者の今西錦司博士の主宰された「ノータリンクラブ」に属して、国内外の川、湖、海辺を釣り歩く。
26才より小説家、開高健に師事。
1988年には師と共に長良川河口の堰建設反対に立ち上がり、「ダムは不用」の国民世論に育て上げる。
近年は「川を再生するには森を生きかえらせることが必要」と“森仕事”へ視野を広げて、日本の森から材が出る社会システムを作り直すことを各地で提案している。
京都大学が2003年に構築した「森里海連環学」の普及もお手伝いするため、高知新聞社と山陰中央新報社でカルチャー教室「自然に学ぶ“森里海連環学”」を続けている。
2001年より、高知県・仁淀川の源流にも家を借り、有機農業普及のための「高知439国道有機協議会」を07年に立ち上げて、事務局長を務めている。08年7月に養老孟司氏らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立した。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.uranus.dti.ne
.jp/~amago/

長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
公共事業チェックを求めるNGOの会
日米ダム撤去委員会
市民版憲法調査会

-----<著書>-----


『“林業再生”最後の挑戦』
2006年11月、農山漁村文化協会


『だめダムが水害をつくる!?』
2005年10月、講談社+α新書


『「緑の時代」をつくる』
2005年5月、旬報社


『ダム撤去への道』
2004年5月、東京書籍


『日本の名河川を歩く』
2003年7月、講談社+α新書


『市民事業』
2003年4月、中公新書ラクレ


『ダムと日本』
2001年2月、岩波新書

当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.