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加藤登紀子さん、ありがとう!そして私はアマゴ釣り。

ほぼ一年近くかけて準備してきた「“オーガニックな一日”in 高知」は、2月11日に無事終了しました。

快晴、2月にしては寒くない朝。AM9時に準備が始まり、高知市長がその日一日貸してくださった「かるぽーと」という大きな会場の前庭に30の、無農薬野菜をつくり、それを加工して食べさせる店も出店してくれました。この方々は、昨年の3月より高知港で毎週土曜日に、雨の日も屋外で「オーガニックマーケット」を続けてきた人々です。

無農薬だけに限った野外マーケットは、この高知のほかには名古屋しかまだないようですが、高知の方々は自分たちの港での出店数「40店」というのが“日本最大”であることに、まだ気づいていなかったようです。

土佐では、20世紀の始まりにも、坂本龍馬が活躍しましたが、21世紀の「有機の夜明け」も、「有機マーケット」では土佐から始まろうとしています。

「かるぽーと」前庭に出店が始まっている途中から、客の足が出始めました。11時にオープニング・セレモニー。スーパーマーケットの店員から誕生したという女性デュオ「スーパーバンド」のにぎやかな発声。

第二部、PM2:30~5:00は、小ホールにて「オーガニックシンポジウム」。200人の会場に人が溢れてロビーでのTV聴講にもかかわらず、熱心にメモを取る人々も。

C.W.ニコルさんは「イギリスでチャールズ皇太子が有機農業を進めている」ことを。「ふるさと回帰支援センター」高橋公事務局長は、岡崎誠也高知市長と私との3人の鼎談で、「高知は、“一周遅れのトップランナー”になれる」と明言。私は、「無農薬オーガニックマーケットでは、日本初で、日本一の出店数なのだから、もうトップランナーになっているのですよ」と説明。

第三部、PM5:30~7:30は、「加藤登紀子、オーガニック&コンサート」。3階までの大ホールを900人が埋め、登紀子さんの娘、Yaeさんも、お父様(藤本敏夫氏)の跡を継いで登紀子さんと、千葉の有機農園「鴨川王国」を運営していることを話してくださいました。

私はようやく後片付けも済んで、今日は高知の“川の家”入りし、明日3月1日は「アマゴ」の解禁日なので裏の川で9ヶ月振りの渓流釣り、というわけです。

ここしばらくの雨で、水量は安定。川は本来の美しさと雨あがりのしっとりとした風情を取り戻しています。

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Profile

天野礼子(あまの・れいこ)

-----<経歴>-----

アウトドアライター。
1953年、京都市生れ。
中、高、大学を同志社で過ごす。
19才より釣りを始め、文化人類学者の今西錦司博士の主宰された「ノータリンクラブ」に属して、国内外の川、湖、海辺を釣り歩く。
26才より小説家、開高健に師事。
1988年には師と共に長良川河口の堰建設反対に立ち上がり、「ダムは不用」の国民世論に育て上げる。
近年は「川を再生するには森を生きかえらせることが必要」と“森仕事”へ視野を広げて、日本の森から材が出る社会システムを作り直すことを各地で提案している。
京都大学が2003年に構築した「森里海連環学」の普及もお手伝いするため、高知新聞社と山陰中央新報社でカルチャー教室「自然に学ぶ“森里海連環学”」を続けている。
2001年より、高知県・仁淀川の源流にも家を借り、有機農業普及のための「高知439国道有機協議会」を07年に立ち上げて、事務局長を務めている。08年7月に養老孟司氏らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立した。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.uranus.dti.ne
.jp/~amago/

長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
公共事業チェックを求めるNGOの会
日米ダム撤去委員会
市民版憲法調査会

-----<著書>-----


『“林業再生”最後の挑戦』
2006年11月、農山漁村文化協会


『だめダムが水害をつくる!?』
2005年10月、講談社+α新書


『「緑の時代」をつくる』
2005年5月、旬報社


『ダム撤去への道』
2004年5月、東京書籍


『日本の名河川を歩く』
2003年7月、講談社+α新書


『市民事業』
2003年4月、中公新書ラクレ


『ダムと日本』
2001年2月、岩波新書

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