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2007年8月 5日

「辞任」をつきつけられた安倍、「信任」された民主党。

 「私と小沢さん、どちらがふさわしいか」と国民に問いかけ、「ノー」をつきつけられたのだから首相は、即刻辞任すべきである。
 拒否されたのは、“小泉ポチ政権”が進めてきたアメリカ追従の市場原理主義を継承する姿勢と、「九条改悪」をあからさまに狙った“岸信介の孫”の顔だったからだ。

 今、日本は、原発のあれほどの老朽化を放置してきていたことに見られるようにすべての制度が“金属疲労”を起こしているにもかかわらず、それらをすべて「市場主義」という経済原則だけに任せて、しかもそれを“改革”と呼んで乗り切ろうとする自民党と、少なくとも「もうひとつの日本」を考えるかもしれない民主党に期待するかの選択を迫られていると思う。


 参議院で勢力を持った野党は、一気呵成に政権取りに動くべきであり、私たちのブログを読んでくれた市民のネットから、「総理退陣」の火の手を挙げよう。

 私自身は、6月9日に、岡山県真庭市で菅直人たちのために“森林再生プラン”発表のためのシンポジウムを準備し、そこへ姫井由美子をパネラーとして壇上に上げた。

 「姫の虎退治」はこの時に菅直人が発した言葉だったが、民主党最後の一人
区当選は、参院自民幹事長を破るという、姫井由美子の立派な“虎退治”となった。

Profile

天野礼子(あまの・れいこ)

-----<経歴>-----

アウトドアライター。
1953年、京都市生れ。
中、高、大学を同志社で過ごす。
19才より釣りを始め、文化人類学者の今西錦司博士の主宰された「ノータリンクラブ」に属して、国内外の川、湖、海辺を釣り歩く。
26才より小説家、開高健に師事。
1988年には師と共に長良川河口の堰建設反対に立ち上がり、「ダムは不用」の国民世論に育て上げる。
近年は「川を再生するには森を生きかえらせることが必要」と“森仕事”へ視野を広げて、日本の森から材が出る社会システムを作り直すことを各地で提案している。
京都大学が2003年に構築した「森里海連環学」の普及もお手伝いするため、高知新聞社と山陰中央新報社でカルチャー教室「自然に学ぶ“森里海連環学”」を続けている。
2001年より、高知県・仁淀川の源流にも家を借り、有機農業普及のための「高知439国道有機協議会」を07年に立ち上げて、事務局長を務めている。08年7月に養老孟司氏らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立した。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.uranus.dti.ne
.jp/~amago/


長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
http://nagara.ktroad.ne.jp/

公共事業チェックを求めるNGOの会
http://kjc.ktroad.ne.jp/

日米ダム撤去委員会
http://damremoval.com/

市民版憲法調査会
http://www.kenpou.com/

-----<著書>-----


『“林業再生”最後の挑戦』
2006年11月、農山漁村文化協会


『だめダムが水害をつくる!?』
2005年10月、講談社+α新書


『「緑の時代」をつくる』
2005年5月、旬報社


『ダム撤去への道』
2004年5月、東京書籍


『日本の名河川を歩く』
2003年7月、講談社+α新書


『市民事業』
2003年4月、中公新書ラクレ


『ダムと日本』
2001年2月、岩波新書


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