自然に学ぶ「森里海連環学」のすすめ
山陰中央新報連載 自然に学ぶ"森里海連環学"のすすめNo.34
何故、"森里海連環学"なのか ―文化教室で会いましょう―
フランスでは高校で、午前中は座学、午後は森へ行くというプログラムが試みられているそうだ。カナダでは医者たちが真剣に、「子どもたちに野外で学ぶことが足りない病」というのを研究しているという。
私がこの連載で紹介してきた「森里海連環学」は、2003年に京都大学で誕生した。ヒラメの研究者と、人工林の研究者竹内典之先生が、「21世紀は、20世紀が失ったものを取り戻す学問が必要」と考えられたのだ。
私は、島根県では高津川流域でこの学問を竹内先生と広めてきた(高知県では仁淀川流域で、そして北海道では紋別市でも)。
この連載に「自然に学ぶ」と付けたのは、森と川と海の連なりやつながりを取り戻すための学問こそ、自然の中で体感し、会得してもらいたいと考えたからだ。






