明日は大祓
明日6月30日は全国の神社で一斉に大祓式が執り行われます。明治から太陽暦の6月30日の催行となり、暦上の日取りは変わりましたが、中臣鎌足が作者といわれる大祓祝詞を奏上するのですから、1000年以上続く行事だと思ってよいでしょう。
世の中は急速に進化し、変化しているのですが、古いまま変わらないで受け継がれているものが、日本に存在することを忘れず示してくれています。
大祓は「はらいたまえ、きよめたまえ」という言葉からもわかるように、心身を清浄に保つことが主の願いですが、ここでは「清い」ことが1000年も続けるほどの重要な概念であることがわかります。「清い」ことを重視した結果、1000年以上続く国になったといってもよいかもしれません。
大化の改新、そして壬申の乱と続く内乱の時代に、この祝詞を唱え続けることの重要性を中臣鎌足は何を思って発案したのでしょうか。将来の日本を思ってのことだったのかもしれません。
皇室が信じてきたこの「清い」という概念は、開運の術として広く知られてきました。国の安寧を祈るのは、一部の人たちだけではなく、国民一人一人が実はできることだったりするのです。そのため、入浴など禊をする習慣をはじめ、お正月の神社参拝や生活に関わることの中に、開運術をとりいれさせ、国民が清さを意識することが、国の運気をあげることにつながると考えたのではないでしょうか。
そのような観点から、政治に関わる人には特に、日本の長い歴史の最先端で、国が繁栄し世界に貢献できる日本の、これからの行方を決定する一人として、是非、心身の在り方として、祓うこと、清いことを誰より意識してほしいな、と思います。もちろん、科学的に証明できないことですが、大祓ひとつとっても、長く続いている重要な価値観であるので、見過ごせませんよ。
さて、明日、短時間の間に全国の神社が一斉に大祓を行い、日本中に清さの空気が感じられそうな一日です。お正月が清々しいことを否定する人はいないと思いますが、まさに同じ状況。その波及は政治の世界にも及んで、総選挙前に邪念が吹き飛ぶと、正しい判断ができそうですね。



コメント (2)
6月30日は大阪の住吉大社へ参ります。月に一度は訪れるのですが、6月30日大祓は特別な日としてはずせません。
ところで、特に古くからの神社へ参拝すると気分がすっきりするのですが、どうも古い神社はいわゆるパワースポットに建っているのではないかと思えます。特に、出雲大社、伊勢神宮など強烈な感じがあり、伊勢神宮などは細かいポイントが点在しており、そこに立つと花粉症の時期でも鼻が通ったりと不思議なものです。昔の人は、そこをパワースポットと知って神社を建てたのではないかと思えてならないのです。
投稿者: 中尾友次郎 | 2009年6月29日 23:53
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投稿者: 《THE JOURNAL》編集部 | 2009年6月30日 00:15