厄を祓って役目をもらう
12月7日発売の「日経ウーマン」(日経BP社)で初詣の開運特集を担当し、初めて厄払いの取材を受けた。日経ウーマンは20代後半から40代の女性を対象にしていると思われるので、30代のうち6年間続く厄は読者の興味ある話題なのかもしれない。しかし、本当に30代の女性の厄は長い。というのも、本厄が数えで33歳と37歳にあり、前厄と後厄をいれると、6年間は厄を祓わなければいけなくなる。そう考えると神社仏閣にとっては、厄祓い、厄除けはよいビジネスになっている。厄払いは神社仏閣以外でも霊能者や修験道者が請け負うことがあり、今でもそうした習慣が残る地方はある。修験道者にその一説を教わったことがあるが、厄の意味を考えさせられなかなか興味深い。
まず、厄の数え方は数え年では数えない。基本的に満年齢の2年前の誕生日から4年を厄とするというもの。数えだと2月生まれも12月生まれも同じ区切りになるが、厄は生体エネルギーの変化から起こると考えるので、満年齢で数える。この数え方だと、女性の30代の厄は31から34になるまでと、35から39になるまでになり、数え年よりも、さらに長くなる。そして、厄は過去の災いを捨て、新しい役目をもらうという意味に通じるので、4年の初めに一度厄払いをすればよいというもの。毎年、何回も厄払いに行く必要は本来はないとする。その役目を詳細に説明すると、まず、女性の厄は0歳からはじまる。0歳から2歳まで。次に19歳の厄。17歳から20歳になるまでだが、厄介者という身分を捨てて、世の中に役立つ人となる役をいただくとして、自覚役という。次に25歳の厄。女性の性が自分に宿る年齢で、真役という。次が33歳の厄。これは女性の本性役で、他よりも影響が長い。29歳から35歳になるまである。女性、妻、母として振る舞える役をもらえる。37歳の厄は開花役。この厄を祓っておくと、更年期障害になりにくい。これ以降は厄おとしになる。
もちろん男性にも厄はあって、同じような考え方であてはめると、まず10歳の厄。これは芽吹き役をもらう。次に26歳の厄。大きな目標をたて、自覚役をもらう。次に42歳の厄。40歳~45歳になるまでで、本懐役という。人のためにどう役立つかなど、自分の今後50年の目標をたてるとよい。自分本位だと倒れる。次に60歳の厄。60歳~63歳になるまでで、福寿役という。いらない欲を捨てると笑顔が福相になって、福寿役をもらえるそう。
厄=役目と考えると、厄祓いも節目として大事に思えてくるので、厄年の人は参考に。厄祓いは火の神の神社か不動明王の寺でするのがおすすめ。


