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« メディアはダム報道を忘れたのか 底抜け欠陥大蘇ダムのその後
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メディアの忘れ物 口蹄疫禍と切原ダム

欠陥ダムを生み出した九州農政局はお隣の宮崎県で現在、農業用ダムを建設中だ。畑地灌漑用の切原ダム(宮崎県川南町)で、周辺の約一五八〇ヘクタールの畑にパイプラインでダムからの水を引くものだ。いわゆる土地改良事業のひとつである。水路などを含めた総事業費(国営分と県営分の合計)は約三九〇億円にのぼる。工事は一九九六年に着手され、切原ダムは来年度(二〇一一年度)内に完成する予定である。

ダム工事などは順調に進んでいるが、ある本質的な問題で事業全体が難航している。畑作農家の意向である。負担金を払ってまでダムからの水を利用する必要はないと考える農家が多く、事業への同意取得がすすまずにいる。つまり、利用者を置き去りにしたまま事業が始まり、進行しているのである。事業の対象地域は宮崎県東部の三町で、なかでも川南町の畑作農家が中心だ。

川南町は日本三大開拓地として知られる農業の町。コメ作りや野菜作り、畜産や養鶏が盛んで、全国でも有数の農業算出額を誇る。そんな川南町が今年、未曾有の危機に見舞われた。例の口蹄疫禍である。

宮崎県で今年四月、家畜の伝染病の口蹄疫が発生し、爆発的に拡大した。終息まで約四カ月かかり、約三〇万頭もの牛や豚が殺処分された。この口蹄疫の発生が最も集中したのが川南町で、地域から牛や豚が全て消える事態となった。町の畜産農家は壊滅的な打撃を受けたのである。

口蹄疫がなぜ、これほどまで拡大したのか。
宮崎県の初動対応のまずさや獣医師や行政担当者の不足、国や県市町村間の連携の悪さ、大量飼育の弊害など複合的な要因によるものと考えられる。

感染拡大の要因のひとつにあげられるのが、殺処分した牛や豚を埋める用地の確保の遅れである。埋却地の確保に手間取り、ウイルスに感染した家畜の殺処分が遅れてしまった。その結果、ウイルスを蔓延させ感染を拡大させてしまったのである。被害が集中した川南町がこのパターンであった。
ではなぜ、川南町の畜産農家は埋却地の確保に手間取ってしまったのか。ふたつの要因が考えられる。ひとつは、大規模農場で大量飼育する企業的経営に起因するものだ。施設用地以外の土地を持たず、事前に埋却地として使える土地を手当てしていない事例である。もう一点は、川南町特有の事情による。自前の畑や空き地、さらには行政のあっせんで埋却地を確保したものの、試掘したら地下水が湧き出して使えないケースが続出していた。尾鈴山などの山麓に広がる川南町は、台地にありながら地下水や湧水が豊富で、ため池も多い。そうした地域の水事情もあって、埋却地の確保が難しかったのである。逆にいうと、それくらい水に恵まれた地域なのだ。

さて、川南町が一丸となって口蹄疫と闘っていた時、畑地灌漑用の切原ダムの工事もストップした。また、ダムからの水の利用を渋る畑作農家への行政側の説得活動も中断された。それどころではなかったからだ。八月下旬に宮崎県が口蹄疫の終息宣言を行い、今は発生前の状況に戻りつつある。川南町から牛や豚の姿が消え去ったが、ダム工事は再開され、粛々と進められている。しかし、本質的な問題は今も残されている。そもそも農業用ダムをこの地に作る必要があったのか。そして、間もなく完成する切原ダムの水を誰が活用するのか。さらには、口蹄疫禍で財政に多大な打撃を受けた川南町が、畑地灌漑事業の負担を背負いきれるのかといった点である。

川南町は事業同意に難色を示す畑作農家に対し、給水栓の設置を町の負担(税金)で行い、農家が開栓しない限り、工事代金や負担金を徴収しないという「開閉栓方式」を提示し、説得して回っていた。だが、もはや、湯水のように税金を使う余裕などあるはずもない。一体、町は今後どうするつもりなのか。農水省九州農政局は、切原ダムが完成したら現地事務所を引き払い、さっと姿を消すはずだ。あとは地元でということだ。そういえば、切原ダムによる畑灌事業を推進してきた宮崎県の東国原英夫知事も「知事職の限界を感じた」と表明し、他の道への転身を図っている。

奇妙奇天烈な公共事業にストップをかけるのは、口蹄疫ウイルスを抑え込むよりも難しいことなのか。川南町の苦しみはいつまで続くのだろうか。

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「そのまんま東」を県知事に選んだのは宮崎県民だ。「そのまんま」は宮崎の観光や物産をPRした功績は大きい。課長か係長の仕事はしたであろう。しかし、口蹄疫の対応はお粗末だった。お笑い芸人の域を出ていない。結局、宮崎県民が彼を選んだのだ。これに懲りてもう芸人を選ぶ事はないだろう。

だが、もし彼が都知事選に出れば、まだまだ東京にはいろいろな人間がいる。参院選で蓮呆でさえ、パフォーマンスと昔の名前と美貌(?)で200万以上取った。以外に当選するかも。マスゾエにも勝つだろう。石原にも勝つだろう。唯一負けるとすれば、師匠「たけし」だ。

相川 様

底抜けダムといい、このダムの農業用水として見通しの甘さは、酷いものですね。

公共事業が、費用対効果を、机上の空論に終えることなく、事業完成後、有効に機能しているか、常にチェックする機関が必要であり、民間では、不可欠なことです。

然るに、お役所仕事というのでしょうか、税金なので、気楽に考えている事が、相川様の数々のご指摘につながっていくのだと思います。

相川様の地味な追及が必要なのですが、マスコミは、視聴率の上がる話題ばかり取り上げ、まじめに取り組むべき話題がないがしろにされる悪循環が続いているようです。

役所は、根本的に、公共事業のあり方を、チェックに重点を置く体制に改めないと、ダムどころでなく、公共事業の底抜け事態が改善しないことになります。

つくること以上に、其のあとのフォローが必要であると、政治家に、強く訴えていくことがきわめて重要な気がします。

極めて地味な活動、本当にご苦労様です。絶対に大切なことであり、今後も頑張っていただきたい。

何度でも書きましょう。

民主党は、何をやっているんだ。
政権獲得直後にぶち上げたことくらい、もう少し真剣にやってくれや。
前原国土交通大臣殿は、どこへ行ってしまわれたのか?
「ダムダムダム・・・ムダは止め」と、高らかに言い放った勢いはどこへ行ったのか。

その後、勢いをかってJALに手をつけ、
「助けホース」ならぬ「タスクフォース」をぶち上げたはよかったが、すごすご・・・
今じゃ、ジーヤにまかせっきり。
ジーヤが、気の毒で、気の毒で、

ホンデ持って、白馬童子みたいに尖閣へ現れたと思ったら、
バッシーてなもんで、悪人ばらを捕まえてみたけれど、
それからというモノ、
前原国土交通お大臣様は、ドッカへ行ってしまって、影が見えない。

あのダムは、どうしてしまったんでしょうね。
前原さん

民主党さん
菅さん

どうしてるんですか~

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Profile

相川俊英(あいかわ・としひで)

-----<経歴>-----

1956年群馬県生まれ。
早稲田大学法学部卒業。
1992年よりフリージャーナリストに。
1998年から週刊ダイヤモンド委嘱記者に。
地方自治を主なテーマとして全国を取材・執筆、サンデープロジェクトの特集レポーターも務めている。

BookMarks

-----<著書>-----


『長野オリンピック騒動記』
1998年1月、草思社

『ボケボケパラダイス』
1996年12月、筒井書房

『コメ業界は闇の中』
1994年4月、ダイヤモンド社

『東京外国人アパート物語』
1992年11月、新宿書房

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