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堺市長選で見えた新たな対立構図 »

五輪の呪い 招致活動は壮大なギャンブル

 五輪招致に失敗した首長の晩年は不遇きわまりないものとなる...

 そんな忌まわしいジンクス(?)が日本に存在する。一体、どういうことかと首をひねる向きも多いだろうが、国内の五輪招致活動を長年ウオッチングし続けいる当方が、偶然の一致では片付けられない一種の法則を発見した。

 話は1981年まで遡る。1988年夏季五輪を目指す名古屋がソウルとの一騎打ちに臨んだ。戦前の予想では、経済大国日本での2回目の夏季五輪開催が間違いなしとみられていた。軍事政権下の発展途上国に負けるはずがないと、名古屋市民のみならず日本中の人たちが勝利を確信していた。国際的な評価も本命とされていた名古屋は、余裕しゃくしゃくで国際オリンピック委員会(IOC)総会を迎えた。

 ところが、ふたを開けてみたら、大番狂わせが起きたのだ。ソウルの圧勝である。韓国の国の威信を懸けたなり振り構わぬ集票工作に、国際感覚の乏しい名古屋が吹き飛ばされてしまった。情報収集力と工作資金の差が票差となって現れたのだ。よもやの大敗に名古屋全体が意気消沈し、そればかりか、地域の威信までもが失墜した。大名古屋は他の地域から「大いなる田舎」と蔑まれ、一転してからかいの対象となってしまったのである。

 大敗に終わった名古屋五輪の招致活動を主導したのは、愛知県知事だった。知事は責任を痛感してか、2期で引退。その後、自ら命を絶ってしまった。一方、名古屋市の招致担当幹部も四面楚歌の状況に立たされた。そして、不名誉なある出来事の当事者となり、失意のまま退職せざるを得なくなった。名古屋市民も手痛い敗北のショックから立ち直るにかなりの時間を要した。

 それから20年が経過し、夏季五輪の招致に名乗りをあげる都市がやっと現れた。日本第二の大都市、大阪である。しかし、結果はまたしても敗退。それも屈辱的なものだった。2001年のIOC総会で大阪市が獲得した票は、たったの6票。あっという間に開催都市候補から脱落し、世界中から失笑されてしまった。この時の勝者は北京で、2008年の夏季五輪の開催地となった。

 大阪市が敗退したその翌年(2002年)、磯村隆文市長は財政の非常事態宣言を発した。市財政はまさに火の車で、磯村市長は翌2003年に惨憺たる状況のまま退任した。傷だらけのバトンを受けたのは、助役の関淳一氏。だが、就任直後から市役所の不祥事が次々と明るみに出て、市政は混乱の極みに陥った。長年の失政のツケが溜りに溜り、一気に噴出したのである。わずか四年で、関市長はそのポストから転がり落ちてしまった。民間出身の新人候補に選挙で大敗を喫したのだ。平松邦夫市長の誕生である。

 そんな大阪市に国内での五輪招致レース(1997年)で敗れのが、横浜市である。当時の横浜市長は高秀秀信氏。旧建設省の事務次官OBで超大物市長といわれた。ところが、高秀市長も五輪招致の国内予選に敗退し、求心力を急激に低下させてしまった。その後の市長選で30代の新人にまさかの敗北を喫した。代わって颯爽と市役所に乗り込んできたのが、中田宏氏だ。

 ところで、2016年夏季五輪の招致にいち早く名乗りを挙げた日本の都市は、福岡市だった。ところが、福岡市は2006年8月の国内候補地決定戦で東京にあっけなく敗れ、決勝へコマを進めることができなかった。その悔しい敗北のわずか3ヶ月後のことだ。五輪招致を言いだした山崎広太郎市長が市長選に出馬。3選を目指したものの、これまた新人候補に破れ、失意の退場を余儀なくされた。福岡市でも五輪招致選と市長選の敗北が連動したのである。

 自治体の首長にとって五輪招致に名乗りを挙げるリスクは想像以上に大きい。それは何故か?勝つために様々な無理を重ねることになるからだ。招致活動と称して多額のカネが使われる。行政の最優先課題に位置づけられ、他の施策を押しのけて予算と人員が投じられる。その一方で、勝利に何が必要かがわからないまま、戦うことを余儀なくされる。これほど厄介なことはない。つまり、壮大なギャンブルなのだ。もちろん、費用対効果を判定することなどできない。諸々の皺寄せがあらゆる方面に現れ、行政運営を著しく歪めてしまう。行政の力点が五輪招致に移り、住民不在という本末転倒の事態になりがちだ。それでも勝てば官軍となるが、負ければ一転する。反動が大きな津波となり、首長を直撃するのである。

 もう一つ別な要因も見え隠れする。五輪招致を起死回生の策として利用しようと目論むケースもある。にっちもさっちもいかなくなった行政運営を糊塗し、その転換を図る手立てとして五輪招致に乗り出す事例だ。足踏み状態に陥った大規模事業を起動させる起爆剤にという思惑だ。当然のことながら、この場合は招致に失敗すれば万事休すとなる。敗退と同時に失政が白日の下に晒され、首長への評価は激減するからだ。矛盾がより鮮明になるのである。大阪市が当にこのケースである。

 さて、2016年夏季五輪の開催地を決定するIOC総会が目前に迫っている。10月2日、決戦の場はコペンハーゲン。国内予選で福岡市を破った東京が、シカゴやリオデジャネイロ、マドリードとの最終決戦に臨む。

 4都市のどこが勝利するかは、予想不能である。しかし、東京にとっては勝ち負けいずれの結果になっても、てんやわんやの大騒ぎになることは、間違いない。そして、石原慎太郎知事の政治生命が大きく左右されることも間違いない。

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 鳩山さんは人が良いから(排除の理論もあるが)と一般的に思われている。
 東京都知事の言われることには「国民が熱望しているオリンピック」らしいですから。まさか負けるのがわかってコペンに行かれるのでしょうか。パフォーマンスにもなりません。
 客観的に見れば北京から8年後に東京はありません。
 地域的な開催から見れば今回はリオかシカゴだと私は思います。
 サプライズは初めてのカラードの大統領をアフリカ諸国がどのように判断するかです。
 オバマはIOC総会に参加しません令夫人のみです。
 大統領にミソを付けないためです。
 鳩山さんも幸夫人を名代として参加させれば
 由紀夫さんが石原の煽動に乗り出席した場合
「鳩山君の知名度が足りなかった。」
 出席しない場合
「鳩山が出席しなかったから」
どちらにしろ自分のことは棚に上げ鳩山さんを非難するでしょう。
 ORが専門の工学博士の鳩山さんですから基礎データ(耳に入る情報次第ですが)にそった判断をされるでしょう。
 正確な基礎データを鳩山さんに送れるかどうかは国内に残った松下商人塾出身の平野氏次第です。最近の発言からは・・・
 都知事に懇願され舞い上がったのではと思うのが今日の発言でした。
 私は君側の奸になりつつあるのではと危惧しています。
 殆んどのメディアは伝えませんが、松下幸之助氏は最後に「政経塾は失敗だった。」と言われたにやに聞き及びます。
 とりあえず、鳩山さんの判断を見守りたい。 
 自分で判断できない場合は、小沢と菅と岡田に相談しなさい。
 政治的センスは、OR博士を凌ぐかも

記事の結論は相川さんの文脈でハッキリ、スッキリ。
 五輪誘致に失敗した大阪と今回の東京誘致活動の状態はそっくり。全国民的熱気もなければ足元にも反対者多数主導者自身の政治的立場はグラグラ。
その窮地を糊塗するため一点突破、全面展開を策動して政敵、超多忙、鳩山由紀夫に出馬要請さえしている。
おまけにどう考えてもそこに落ち着きそうな有力候補地の存在。
 すべての条件はバッチリ。
 TOKYOは文句なく落選。
多分引くに引けない状態なのだろうが東京都民ばかりでなく全国民的にも落選した方がいいと思う。
 石原都知事の場合、落選後、石原銀行、築地移転問題もわが身に降りかかってくる
 これまでの悪行の数々の責任を自公串ざしでとってもらおう。

 なお、相川さんにはできたら八ッ場ダムの現状を現地レポートしてもらえまいか?かつて地権者の運動にかかわった者として理屈だけで判断したくない、とも思います。
 

最初から落選とわかっているんだけど、この疑問、どうしても解けない。
つまり、石原さん、どうして執拗に皇太子ご夫妻を、IOC総会に行かせようとしたのか、という事。
普通なら、石原都知事の部下の黒田義樹さんの奥様、元の紀宮清子様繋がりで、秋篠宮御夫妻に依頼するのが筋、と言うもの。それが、皇太子ご夫妻を執拗にIOC総会に行かせようとした。秋篠宮ご夫妻の「あ」も、石原さんは言わなかった。まるで、召致失敗を皇太子ご夫妻になすりつけて、いつもの皇太子御一家バッシングの「種」にしよう、といわんばかりだった。
石原都知事が部下の黒田さん繋がりで、どうして秋篠宮御夫妻の名前を最初から言わなかったんだろうか?
誰か、この疑問に答えていただけないだろうか?

今回のオリンピックは東京のオリンピックであって、日本のオリンピックでない。
しかも肝心の東京で、東京都民はネットの調査では20%の支持もない。交通渋滞や犯罪の問題で反対が多い。環境オリンピックといったそんな優雅なものとはとらえていない。世界一の巨大、過密、ゴミゴミ都市である。
4000万の巨大都市東京で開催は無理である。
近年自民党・官僚の効率化の名のもとに公共投資を東京に集中してきたが、オリンピック開催は更により一層の東京への一極集中を狙ったものであろう。
東京改造という名のもとに、東京外環道路や明石大橋並みの湾岸道路、羽田、成田への大規模投資等を行い、集大成としてオリンピック誘致によるさらなる箱物の建設という筋書きである。
東京の繁栄が国益であるという発想であるが、本当なのか。
今や東京への投資は東京外環道路のように巨額の費用と時間がかかるうえ、東京への集中は更なる地方の疲弊を招いている。
交通は地方から東京への一方通行になっているので、国全体の効率が極端に悪化している。
東京から地方や、地方と地方の交通は極端に少ないのである。
民主党は、こういった流れを変えることが期待されており、オリンピックには消極的と思っていたが、総理周辺はどう判断しているのかここにきてぶれてきている。
いずれにしても東京開催は厳しいだろう。大陸的に見てシカゴかリオだろう。
知事の求心力の低下はオリンピックとは関係なく低下しており、いずれ民主党知事に速かれ遅かれ変わると期待している。

総理には現在の民主党の公約実現に邁進していただきたい。
政権交代後、戦線が一気に拡大しており、問題山積であり、更に景気の問題もある。内政に全力を挙げていただきたい。

下記を読めば、もうダメだと思います。

http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=803
 五輪開催地決定まで一カ月を切った九月、石原慎太郎都知事が「環境五輪」を招致の切り札にし始めた。七日の都議会の所信表明では「環境五輪」を掲げて国際オリンピック委員会(IOC)の高い評価を得たと説明、五輪は環境問題を世界中に発信する絶好の機会とも訴えた。
 だが、各国で植樹イベントや講演活動を続けるポール・コールマン氏(国連・ピース・メッセンジャー)は九月に来日し、「見せかせの環境五輪」と指摘する。
「知事は五輪会場の近くに『海の森』を作ると訴える一方で、東京近郊最大の里山『南山』(稲城市)を破壊するニュータウン開発に都税を投入しています。中国政府も北京五輪で環境を掲げていたが、汚染で黒ずむ川を緑色に染め、岩に緑のペンキを塗っていた。里山破壊をしながら新しい森を作る石原知事も中国と瓜二つ」(ポール氏)。
 ポール氏は五月、南山で植樹イベントを行なった際、「都のオリンピック招致委員会に手紙を書く。ダメならIOCに南山開発の非を訴える」と約束。知事宛に「南山開発は環境五輪と矛盾」と訴える手紙を書いたが、石原知事は「ポール氏など知らない。外国人などどうでもいい」(五月二九日の会見)と無視、「五輪招致にマイナス」という日本人記者の質問には「君は何人か」と逆切れした。
 この答弁に驚いたポール氏は、会見の動画に英語字幕をつけたミニ番組を制作、市民の直訴文なども持ち、IOC本部を訪ねて手渡した。石原知事が同地で五輪招致のプレゼンをした六月中旬のことだ。
「石原知事は外国人に排他的なナショナリスト。世界の人たちが集うオリンピック精神にも反しています。開催地が決定するまで石原知事の正体を国内外に発信していきたい」(ポール氏)。なおポール氏の行動は環境問題に詳しい青山貞一氏(東京都市大学教授)のwebサイト「独立系メディア」に掲載中だ。
横田一・ジャーナリスト

マリアンヌさん、秋篠宮御夫妻と皇太子御夫妻では比較にならないと思いますよ。外国から見た場合、将来の国王と王族ということでしょうから……。

いや、ホント石原都知事は最低のナショナリストですね。
利子つけて取り返された外形標準課税といい、底のないバケツのように税金を飲み込み続ける新銀行東京といいひどいものです。
これで都民が望みもしていないオリンピック招致に税金を浪費して、招致に失敗したら責任を鳩山首相辺りになすりつけたり、記者会見で記者に逆切れしたりするのでしょうか。
彼の都政で評価すべき点はなにかあったのでしょうか。
史上最低の都知事だと思います。

<東京オリンピックなんていらない>
東京都民ですが、オリンピックなんて不要です。都民の支持は半分位です。石原の目論みは、大規模開発で金と名誉を得ることです。もともと築地市場の移転もオリンピックのメディアセンターを市場跡地につくりたいが発端で、ゼネコンとズブズブの関係が取りざたされました。豊洲がとても市場に使える土壌ではないのに、土を全て入れ替えても強引に移転させようとしたのも、ゼネコンとの関係で後に退けなかったのでしょう。
私は仕事で都立病院に関わっていますが、内実は恐るべき崩壊ぶりで、ERのドクターの給与が大卒サラリーマンの初任給にも満たないので、医師を派遣していた大学病院もスタッフを引き上げた位です。地元の医師会が見兼ねて、多少の給与アップを請願しましたが、突っぱねられています。東京ER構想など、言葉だけが踊り、全くお寒い医療体制なのです。
オリンピックの予算があるなら、せめて都立病院が普通に機能する様に予算を振り向けるべきです。財政がとことん厳しい地方都市ではなく、オリンピック招致や新銀行東京に何百億円も注ぎ込む金はあるのです。
命に金を掛けずに、自らの虚栄心を満たす事に優先的にジャブジャブと金を注ぎ込む石原都政は、都民の支持をすでに失っています。都庁にほとんど来ない知事など西の東国原と東の石原が両横綱です。
鳩山さんは、プレゼンテーションにいくべきではありません。

まさに石原都知事は、ヒトラー並みの独裁者ですな。東京都民にとっては、(他の道府県にとっても決して無関係ではないが)悪夢としかいいようがありませんなあ。

オリンピック招致が経済効果を生むかどうか以前に、石原都知事にオリンピック主催都市の首長としての資格がないので、全く論外ですね。
石原都知事に、「オリンピックとは何か?」と尋ねてみればいいんです。とんでもない答えが返ってくるかも知れません。

相川様
今晩は
「そして、石原慎太郎知事の政治生命が大きく左右されることも間違いない。」
いやはや、はやく”左右”されてほしいです。願わくば奈落落ちしてほしい。日頃潔くてデカイ事を言っている、生粋のナショナリスト、えせウヨの星、石原知事が、かっこ良く詰め腹を切る姿を是非見たいです。
でも税金を無駄に使うのはやめてほしい。

僕も堀口様と同じくイッてもらいたいです(苦笑)

けど、石原さんの消費期限はすでに終わっているのではないですか?

まだ、この親父に未来があるとは思えない…

最初に立候補した時から「石原裕次郎の兄です」と言った言葉を聞いた時から個人的には見放していました。

早く消えてもらいたいと切に願う一人です。
けど…仮に消えても、マスコミはなんやかんやと扱うんでしょうねぇ

相川様
大変面白い相関ですね。オリンピックのような大きなイベント開催を首長が画策する裏には都政の末期状態を垣間見る思いがします。

民主党の幹部諸氏へ、鳩山総理を東京オリンピック招致のためにわざわざIOC総会に出席させることだけは止めて欲しい。

なぜなら大多数の国民は東京オリンピック開催を望んでいません。望んでいるのは石原都政と利権に群がる人たちだけではないのですか。

もしお付き合いなら、鳩山総理代理として夫人で十分です。

日本国民はもはや東京オリンピックなんぞ望んでいません。オリンピックなどより国民生活直結の雇用、医療、年金等の抜本的立て直しを望んでいます。

オリンピック開催は崩壊寸前の石原都政の最後の糊塗に過ぎないのではないでしょうか。

相川俊英さま

では この法則はどうでしょぅか。

一回目負けても 続けて立候補すると 勝つ確率が増す。
はたしてどうでしょうか。

確か、東京での前回のオリンピックは 一回目 ローマに負けて、続けて立候補して
勝ち取ったものでした。

はたして、 いま 招致活動をやってる人たちは 今回負けても 再立候補することを
念頭に入れてやっているのかどうか。 おそらく そこまでの余裕はないんでしょうね。
そういう戦略でやっているとは思えない。 もしも そういう戦略でやっているとすれば、
今回は 抑制的に やっておいて、資金を次回のためにとっておくとか、 そういうことは
ありえるけれども、そこまでの芸当はとてもできないでしょう。

もしも 再立候補した場合、開催する大陸の順番からすると、ちょうどアジアに回ってくるので、
条件としては今回よりは よくなるはずです。
東京が再立候補しないとなると、 意欲を示している ニューデリーか釜山に
もっていかれることになるでしょうね。 

東京の場合は、地元の支持が低いから 再立候補することは 困難でしょうね。
ということからすると、 東京は時期を間違えたということになるかもしれないですね。

私も東京都民ですが、オリンピックは反対です。
私の周りもほとんどが反対または無関心なのですが、あの怪しいアンケートはどういう風に統計を取ったのでしょうね?

ダムとは異なり、オリンピックは開催すれば景気の刺激剤になる可能性があります。
多くの方に、職場を提供することにもなります。
経済的な面からは、損にはならないと思います。

私も、石原氏は嫌いです。彼の花道を創ってやるなど、たまらない不愉快なことです。
都内に暮らされる方の身になって考えれば、交通の問題等様々な問題はあると、お気の毒に思います。

しかし、すでに数十億の金を突っ込んでしまった以上、やるしかないでしょ。
これと、銀行の問題や好き嫌いを一緒くたに考えてはなりません。

ここまで来てしまったのです。
鳩山総理大臣は、オリンピック開催を勝ち取ってほしい。

石原慎太郎さんは、やはり自由民主党政治家だな。五輪招致のためなら、政治的には敵であるはずの鳩山総理にもよろしくとしてみせる。かの華々しい夫人にも、ユニークな方だねと好意のある発言もしてみせる。この如才のなさこそが、古き良き融通無碍な自由民主党なるものだったのだ。石原さんは、竹下内閣の運輸大臣だった。ちなみに小沢一郎さんは、内閣官房副長官だったが、いっぽう、俺たちのかけがえのない城を打ち負かした敵軍の参謀を断固として許さじと語気強く仰られるのも石原さんならではであって、こうした兼ね合わせができるのも石原さんの所以ではある。前総理であった麻生さんに対しては、「家柄がどれほどのものなの、ふがいないよね。」とどこかで発言されていたと思うが、宮沢喜一さんや河野洋平さんの流れを汲む政治家などに過分な期待などしたものではないよとの評価だったか。もっとも東京都議会選挙で、民主党を第一党にしてしまい、自民公明の過半数を失わせてしまい、政治的に不利な状況をつくり出させてしまったのは、新銀行東京の経営問題への批判もあっただろうとは思われる。五輪がとれる現実的な可能性は別として、それをとことんなさっていかれ、3期目の東京都知事を経ての花道にしたいところだろう。石原慎太郎さんは、政治的発信力の強い、最後の自由民主党政治家なのだろう。

<元株や様>
少々反論させて頂きます。ここまできたらやるほか無いとの事ですが、その考え方は、不要な公共事業を途中で止められないと同種の思考かと思います。
ここまで来ても、止めなくてはならないのです。オリンピック後の長野にいった時に地元の公共事業の土建業者の話を聞きました。
確かにオリンピックの時は好景気でしたが、終わってみれば、借金の山だった。すれ違うクルマのない高速道路、長野駅前のメインスタジアムは、維持費がかかり、持て余している。利用方法は植木の展示場他...。考えが浅かったとため息をつかれていました。自民党の県知事に怒った県民が、田中康夫さんを知事に選んだのは、その後すぐでした。
景気の浮揚など一時的なもので、なぜ東京都民が我慢しなければならないのでしょう。
どうぞ、オリンピックの開催地に選ばれませんように...。不要なハコモノや再開発に名を借りた石原ファミリーのゼネコンが跋扈しませんように...。私の都税がムダに使われませんように願います。東京都は、命を疎かにしています。私にとっては、新銀行東京もオリンピックも変わらないムダ使いです。

オリンピック開催について 経済効果は そのための理由にはなりませんね。オリンピックはどうなにしても、経済的な負担は残るでしょう。

オリンピックというのは やはり これから経済がどんどん成長していくエネルギーのある国が
開催するのがいいでしょうね。 日本のように 経済が衰退期にある国が オリンピックを
開催しようとするのは、 なかなか大変だと思います。できないことはないけど、国民の心理は
そのように向かわない。まだ、若さあふれる国であれば、多少の負担も やってやろうという気になるけど、
老いてきている国は そんな気にはならない。 その多少の負担が 心理的にも重くのしかかる。
それを福祉に使ったらいいだろうとか、どうしてもそのそっちのほうに気持ちが行く。

だから、オリンピックは これから 経済のどんどん伸びていく若い国がやればいいと思います。
その意味では、ブラジルは最適でしょう。

おそらく、その次の開催は インドのニュデリーとか、韓国の釜山が意欲を示しているようですから、
やはり これから経済がどんどん伸びていく こういう国が担うのがいいと思います。

私は、都民ではありません。選挙権がないモノの目で見た感想です。

ダムとオリンピックを一緒に考えてはなりません。また、長野県と東京都を一緒に考えてもいけません。時代背景も異なります。

細かなことは存じませんが、確か予算は3000億円か4000億円程度ではなかったですか?(ここが違っていたら本当にすみません。誤ります。)
群馬のダムでこれまで使われたお金と比較してみてください。そしてそのお金がもたらす波及効果の大きさを想像してみてください。
不況下に日本に、新しい土建事業を…というものではありません。
世界各国から訪れるお客様を迎えるための、民間の設備投資の規模は、おそらく兆円単位の需要を引き起こすと(私は)想像します。
しかも、前回のオリンピックで使用された施設を見ればわかると思いますが、長野・札幌と異なり、東京では、様々な施設がその後も東京都民に、様々な恩恵を与えてくれているはずです。
利益のほとんどは、東京都民の皆さんが受け取るのです。

私は千葉県に住んでおりますが、わが県でオリンピックがあったら景気が良くなるだろうな。うらやましいことだな。
本当にそう思っています。
景気回復の根っこになるような事業がほしい県は、掃いて捨てるほどあります。

要は、群馬のダムのような利権構造にしないことです。
ワンセット30万円なりの制服なんてのを聞くと、ほんとくだらないなと思います。
石原氏は嫌いです。
わが県の森田氏はもっと嫌いです。

元株やさん

わたしも オリンピック開催は基本的に賛成です。 私は都民です。

> ダムとオリンピックを一緒に考えてはなりません。

この点も賛成。 賛成の理由は、オリンピックは 「お祭り」ですから、ダムとは性格が違うということ。

「お祭り」は お祭りとして効用がありますから、それを経済効果としてどう評価するかですね。

いずれにしても、「お祭り」を開催するには 費用がかかる。まだ 国の経済が伸び盛りであれば、
そういう「お祭りをやってやろうじゃないか」という気になりますが、 老いていると それだけの気力がわいてこない。それだけの費用をかけるのであれば、 老人福祉などに使ったほうがいいとなります。

ということから、 わたしは都民として  オリンピック開催に賛成ですが、同時に
もう若くない日本が オリンピック開催というのは 気持ちの上で むずかしいのかなという感じもあります。
経済規模であれば、ブラジルよりも 日本もまだかなり大きいですが、 これから衰退する経済と、これからどんどん伸びていく経済では、気力の充実感に差がある。だから、ブラジルは サッカーワールドカップも、そしてオリンピックも やってやろうという気になりますが、 老いる経済は それだけの気力が沸いてこない。
「お祭りなんかいいよ、金かかるんでしょ。」となる。

わたしは、この感じよくわかりますね。 まあ、しょうがないですね、 個人が老いるように、国も老いる。
わたしは オリンピックの開催には賛成ですが、同時に まあ 老いる経済の中にいるものとして、 これだけオリンピックに対して消極的な雰囲気が蔓延していも しょぅがないな という感じも あります。

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Profile

相川俊英(あいかわ・としひで)

-----<経歴>-----

1956年群馬県生まれ。
早稲田大学法学部卒業。
1992年よりフリージャーナリストに。
1998年から週刊ダイヤモンド委嘱記者に。
地方自治を主なテーマとして全国を取材・執筆、サンデープロジェクトの特集レポーターも務めている。

BookMarks

-----<著書>-----


『長野オリンピック騒動記』
1998年1月、草思社

『ボケボケパラダイス』
1996年12月、筒井書房

『コメ業界は闇の中』
1994年4月、ダイヤモンド社

『東京外国人アパート物語』
1992年11月、新宿書房

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